インヴェンティットとジャストプランニングが実現する美術館DX推進の新サービス

インヴェンティット株式会社と株式会社ジャストプランニングが最新のサービス連携を発表し、美術館業界におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）の強化を図ります。この提携により、インヴェンティットが運営する美術館や展覧会向けのオンラインチケット販売サービス「ART PASS」と、ジャストプランニングの飲食店向けPOSオーダーエントリーシステム「まかせてネットEX」が連携し、一層効率的で便利なシステムを提供します。

「ART PASS」は、専門的なオンラインチケット販売サービスとして、美術館や博物館の多様なニーズに対応しています。対する「まかせてネットEX」は、飲食業界で成功を収めているシステムで、オーダー管理や売上分析、在庫管理を効率化する機能が充実しています。今回の連携によって、このPOSシステムは美術館でも使用できるように進化し、チケット販売業務におけるオンラインとオフラインの一元管理が可能となります。

具体的には、各グループに対して1枚の紙チケットを発券する新システムにより、チケット販売時の待ち時間を大幅に短縮し、ユーザビリティの向上が期待されます。さらに、入場時の効率性も向上し、美術館側の人手不足問題の解決に寄与することが見込まれます。この画期的なシステムを通じて、両社は業界全体の発展に寄与することを目指しています。

インヴェンティットの取締役、志田拓也氏は「ART PASSは新型コロナウイルスの影響で混乱していた美術館の運営を効率化するために開発されました。今回の連携により、販売と決済の一元管理が実現し、利用者にとってさらに利便性の高いサービスとなることを目指しています」とコメントしています。

一方、ジャストプランニングの副社長、村井芸典氏も「弊社は飲食業界での経験を生かし、美術館業界に特化したカスタマイズ可能なシステムを提供しています。今回の連携により、オンライン・オフラインの販売・決済が統合され、業務の最適化が可能になります」と意気込みを表明しています。

両社は今後も利用者の利便性を追求し、様々な社会的課題の解決に貢献することを約束しています。これからの美術館の運営がどのように進化するのか、非常に楽しみです。特に、これらの技術がどのように美術館業界のデジタル変革を加速させるのか、期待しかありません。

インヴェンティットとジャストプランニングが提携することで、美術館業界が直面する様々な課題に対して具体的な解決策を提供し、楽しみながら文化を体験できる空間を作っていくことが期待されています。