カルビーとペガサスの提携
2025-09-30 08:22:34

カルビーとペガサス、革新を目指す新たな投資ファンド設立

カルビーとペガサス、革新を目指す新たな投資ファンド設立



米シリコンバレーに拠点を置くペガサス・テック・ベンチャーズが、日本の食品大手カルビー株式会社と共同で新たなベンチャー投資ファンドを設立しました。このファンドは、カルビー社が次世代製品開発に役立てるための画期的な技術との出会いを促進し、新たな価値創造を目指しています。

目的と背景



ペガサスは、大企業のイノベーションを支援することを使命としており、世界中のスタートアップとの連携を通じて新しいアイデアやアプローチを提供しています。これまでにも、カルビーとはグローバルに展開するスタートアップとのマッチングを行っており、具体的なプロジェクトでの実証実験や協業が進んでいました。

今回、新たに設立されたファンドは、長期的で戦略的な協力関係を築くための重要な一歩です。カルビー社常務執行役員の中野真衣氏は、次のようにコメントしています。

「カルビーグループは、日本国内でスナックやシリアルを中心に事業を展開していますが、今後は新たな食領域への拡充を図ります。ペガサスが有するオープンイノベーションのネットワークを活用し、次世代の製品開発を進めていきたいと考えています。」


フードテックの未来



ペガサスのCEO、アニス・ウッザマン氏も、この取り組みの重要性を強調しており、地球環境に配慮したフードテック産業の発展が持続可能な社会の実現に寄与すると述べています。特に代替肉など、環境負荷の少ない製品の開発は、新たな市場を切り開くための原動力となるでしょう。

「私たちは、カルビー社にとって重要で革新的な技術を世界中から導入し、短期的な成果だけでなく、中長期的なブレークスルーをもたらすスタートアップを紹介する計画です。この協力を通じて、次世代の製品開発からアグリビジネス、健康、農業分野までを広く視野に入れています。」


カルビーの取り組み



カルビーは1949年に創立され、自然の恵みを活かしつつ、おいしさと楽しさを提供しています。「カルビーグループはサステナビリティを基盤に掲げ、食を通じて社会課題の解決に貢献しています。2025年3月期の連結売上高は3,226億円を見込んでおり、日本を含む12の国・地域で展開を進めています。」と中野氏は述べています。

まとめ



最後に、新たに設立されたこのファンドは、カルビーにとって革新の可能性を広げるだけでなく、フードテックという新たな市場を切り開く一助となるでしょう。ペガサス・テック・ベンチャーズのグローバルなリーチとカルビーの強固な日本国内市場での地盤が融合することで、さらなる価値創出が期待されます。この協業は、食品業界の未来を形作る鍵となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ペガサス・テック・ベンチャーズ・ジャパン
住所
東京都品川区西品川1-1-1住友不動産大崎ガーデンタワー9階トンネル東京
電話番号
03-6417-4570

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