東京キモノショーが台湾・台北に上陸
日本で最大規模を誇るきものイベント「東京キモノショー」が、2025年12月19日から21日までの3日間にわたり、初めて台湾の台北市で開催されます。このイベントは、文化発信の拠点である「華山1914文化創意産業園区」で行われ、きものを中心に日本の伝統文化と現代的なライフスタイルを融合させたさまざまな展示や体験、ショーが展開されます。
この台湾での開催は、東京キモノショーが2015年に始まって以来の夢が実現した形であり、日本と台湾の文化的な親和性を活かした新たな文化交流の場となります。
台湾のデザイナーとのコラボ
今回の開催には、台湾の著名なファッションデザイナーであるジャスティン・チョウ氏も参加します。チョウ氏はオリンピック台湾チームの公式ユニフォームをデザインした実績を持ち、日台両国のクリエイターたちによるコラボレーション展示が予定されています。これにより、より多元的で魅力的な文化体験が来場者に提供されることとなります。
Lino Linoの出展内容
この大規模な文化イベントに、東京に本社を置く株式会社Lino Linoも出展します。Lino Linoは、「かんなフラワーアート」の製造・販売を行っており、日本の伝統的な大工道具である「かんな」で削ったひばの削り木を花の形に仕立てています。このアート作品は新しい形の香りを楽しめるアートとして人気を集め、一般消費者へのギフトやインテリアはもちろん、法人のお祝い花としても注目されています。
展示会場では、きものに調和するかんなフラワーアートのアクセサリーや、ひばの香りを楽しむことができる「フローティングローズ」などが展示される予定です。また、実演も行われ、来場者は日本人の感性や手仕事の魅力を直接体感できる機会が提供されます。
開催概要
- - 日程: 2025年12月19日(金)~21日(日)
- - 会場: 台北「華山1914文化創意産業園区」中4B館(延べ600畳規模)
- - 主催: 一般社団法人きものの未来協議会/東京キモノショー2025台湾開催実行委員会
- - 来場者数: 約3,000人を想定
- - 公式サイト: 東京キモノショー台湾開催公式サイト
かんなフラワーアートとは?
株式会社Lino Linoが手掛けるかんなフラワーアートは、青森ヒバを使用した削り木で作られた香り豊かで枯れない花です。自然の香りや質感を感じられるよう手作業で作り上げられ、衝撃を与えなければ永続的に咲き続けます。また、経年によって色合いが変化し、飴色の美しさを楽しむことができます。
会社情報
- - 会社名: 株式会社Lino Lino
- - 代表者: 川副 好美
- - 所在地: 東京都台東区上野桜木1-10-17-101
- - 事業内容: かんなフラワーアートの製作・販売
- - 創業: 2020年1月(法人設立2022年11月)
2025年の東京キモノショー台湾開催は、両国の文化交流を促進する重要な機会となります。Lino Linoの出展を通じて、日本の伝統的な技術や美意識が台湾の人々に楽しんでもらえることを期待しています。