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広島県初の女子硬式野球チーム「はつかいちサンブレイズ」発表会

広島県初の女子硬式野球企業チーム「はつかいちサンブレイズ」が、オンライン記者発表会を開催しました。この発表会は、急成長する女子野球界に新たな風を吹き込む試みとして注目されています。2021年の女子野球競技人口は21,000人に達し、高校における女子硬式野球部の数も43校と、数年前に比較すると大きな成長を見せています。

チーム設立の背景

株式会社ダイサンは、女子野球界のさらなる発展を目指し、地元廿日市市の広島県立佐伯高等学校女子硬式野球部員たちを対象に、より高いレベルでの競技環境を提供するため「はつかいちサンブレイズ」を設立します。これにより、社会人として野球を続けたい選手たちの夢を実現する場を提供します。

新たな専用球場「ダイサンボールパーク（仮称）」

発表会では、専用球場の整備が進んでいることも報告されました。「ダイサンボールパーク（仮称）」は、広島市の佐伯区杉並台に位置し、両翼95メートル、センター120メートルを誇るスタジアムとして、地域の人々に愛される場所となることが期待されています。

記者発表の様子

発表会は、一問一答形式で行われ、石橋文雄総監督と岩谷美里監督がチームのビジョンや女子野球への熱い想いを語りました。石橋監督は、「地元や地域に愛される強いチームを作りたい」と意気込みを示し、選手たちが楽しく野球と仕事に打ち込める環境作りを約束しました。

さらに、岩谷監督は「女子野球の魅力を広めたい」とし、選手としても、監督としてもチームを牽引する決意を表明。特に、女子選手が社会人レベルで野球を続けるためには、幼少期からの活動が重要であると強調しました。

地域とのつながり

総監督は、「サンブレイズを地域の宝にしたい」と述べ、愛されるチーム作りを目指す意義を語りました。一方で、岩谷監督は選手一人ひとりが記憶に残るような、地域活性に貢献するチームを作り上げていくと約束しました。

セレクションの詳細

会見の最後には、はつかいちサンブレイズ初のセレクションについて発表されました。開催日時は2021年11月3日、場所は廿日市市のHIROHAI佐伯総合スポーツ公園。高校三年生以上が対象のこのセレクションでは、投手と野手のテストが実施される予定です。参加費は無料で、応募方法は公式ホームページで案内されています。

「はつかいちサンブレイズ」の設立は、女子硬式野球の発展に向けた新たな一歩であり、地域との絆を深め、次世代の選手たちへの夢を後押しする存在になることが期待されています。本チームのさらなる活動と成長に注目が集まります。

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