新しいニーズに応える「1DAYメニコンプレミオ」の球面度数の拡大

株式会社メニコンは、名古屋市に本社を置くコンタクトレンズメーカーで、2024年10月10日より1日使い捨てのコンタクトレンズ『1DAYメニコンプレミオ』の球面度数規格を拡大することを発表しました。これにより、より多くのお客様に対応できるようになり、特に遠視や強度近視のお客様へ向けた新しい選択肢を提供します。

ここ数年、1DAYレンズの市場は急成長しており、2023年には前年比で13.7%の売上増が記録されています。ユーザーのニーズも多様化しており、メニコンはそれに応じて新たな規格を導入しました。従来の球面度数規格は-0.25Dから-10.00Dまででしたが、これが+6.00Dから+0.25D（0.25Dステップ）、さらに-10.50Dから-13.00D（0.50Dステップ）に広がります。

この変更により、今まで利用できなかった視力のタイプに合わせたレンズを提供し、より幅広い層のお客様に視力サポートが可能となります。これは、メニコンが掲げる『お客様一人ひとりのライフスタイルに応じた製品提供』の一環であり、今後も新しい視点から『みる』提案を続けていく姿勢を表しています。

『1DAYメニコンプレミオ』は、2016年に初めて発売されて以来、その高い酸素透過性と快適な着用感で多くのユーザーに親しまれてきました。レンズ容器から内側に触れずに簡単かつ清潔に取り出せる「SMART TOUCH」仕様も、高評価を得ています。この仕様によって、日々の使用時に感じるさまざまなストレスを軽減し、清潔さを保ちながら快適な装着体験を提供しています。

メニコンは今後も、ユーザーの多様なニーズに応じた商品開発を進めることで、さらなる成長を目指します。これまで以上に多くの人々が『1DAYメニコンプレミオ』を利用し、その恩恵を受けることができる環境を整えることが期待されています。新しい球面度数の導入は、今後の市場展開にも大きな影響を及ぼすことでしょう。