東大ウォリアーズの勝利
2022-09-08 14:00:06

東京大学ウォリアーズ、開幕戦で中央大学を劇的逆転で下す!

東大ウォリアーズ、中央大学に劇的勝利!



2023年9月3日、東京ドームで行われた関東学生アメリカンフットボール1部リーグTOP8の開幕戦で、東京大学運動会アメリカンフットボール部(通称:東大ウォリアーズ)が注目の一戦を繰り広げました。昨シーズン関東リーグで3位という強豪、中央大学を相手に、試合は21-17というスコアで東大が勝利を収めました。

試合の流れ



試合は白熱した展開を見せました。東大は試合の残り時間2分30秒を切ってから逆転を許しましたが、あきらめることなく、最後の15秒で再逆転に成功。この劇的な結末は、選手たちの粘り強さとチームの結束を物語るものでした。

東大ウォリアーズの歴史



東大ウォリアーズは1957年に創設された伝統ある部活で、1990年には初めての1部リーグ昇格を果たしました。特に1990年代には活躍の時代を迎え、1996年度にはプレーオフにも進出。2017年以降、新体制に移行し、名将・森清之がヘッドコーチに就任することでさらなる進化を遂げています。現在、部員数は150名を超え、規模と予算では東大の運動部の中でも特に大きな存在です。

スローガン『文武一道』



2022年の夏、東大ウォリアーズは新たにスローガン「文武一道」を設定しました。これは知性と身体能力を両立させ、部員同士の結束を強めることを目的としています。コミュニティが一体となって新たな価値を生み出すための取り組みが進められており、夏合宿ではこの理念を体現するTシャツも製作されました。

中央大学戦の戦術



初戦の対戦相手である中央大学は、全国大会出場経験を持つ選手が揃った強力なチームです。東大の新戦術も見事に機能し、逆転勝利を手にしました。試合では、相手を大きく上回る獲得ヤード数を記録。チーム全体の地道な練習の成果が実を結んだ結果でしょう。

第1節で特に活躍した選手、QBの曽原選手は高校時代に野球部から転向し、大学でアメフトを始めた異色の存在。このような新たな才能がチームに新しい風を吹き込んでいます。

大学スポーツ改革と資金調達



東大ウォリアーズは大学スポーツの先進的なガバナンス体制も特徴的です。2018年には「一般社団法人 東大ウォリアーズクラブ」を設立し、監督人事や資金調達の透明性を高めています。年間運営費は1億円以上に上り、多くはOBOGや支援者からの寄付で賄われています。さらに、企業からの協賛も増加しており、サポーターとの結びつきを強めた取り組みが継続しています。

日本一を目指して



今後の展望として、東大ウォリアーズは日本一を目指し、さらなる挑戦を続けます。次戦は早稲田大学との対戦が待っており、これは東大にとって大きな試練となるでしょう。選手たちは高い目標に向かって一丸となり、日本の大学スポーツ界をリードする勢力となることを目指しています。これからの展開に期待が高まります。

【一般社団法人東大ウォリアーズクラブ】
所在地:東京都文京区本郷6-2-7 香川ビル1階
代表理事 加藤智治
ホームページ:

会社情報

会社名
一般社団法人東大ウォリアーズクラブ
住所
東京都文京区本郷6-2-7 香川ビル1階
電話番号

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