VNEXTとSAPの提携が拓く新たなビジネスの世界
VNEXT JAPAN株式会社は、東京都千代田区に本社を置く企業であり、最近SAPジャパン株式会社との「SAP PartnerEdge ServicePartner契約」を締結しました。この契約により、VNEXTはSAPジャパンが提供するパートナープログラムに正式に認定されました。これにより、VNEXTは、今後はさらに多くのSAPソリューションの提供を目指して事業を拡大していく方針です。
VNEXTのこれまでの歩み
VNEXTは、2019年にベトナムオフショアサービス企業として、日本国内向けにSAPビジネスを始めました。それ以来、30件以上のABAP開発プロジェクトを手がけ、ベトナム企業への導入案件にも対応します。2023年には、SAP S/4HANA® Cloud Public Editionのリリースと同時に、Cloud拡張開発への取り組みを開始し、すでに80本以上の実績を積んでいます。
VNEXTのSAP技術者は、創業時から10名から約50名まで増員し、今後のビジネスの拡張と対応に向けた基盤を整えています。SAP PartnerEdge ServicePartnerの認定は、VNEXTにとって重要なステップであり、さらなる技術力の強化を目指しています。
ビジネスの拡がり
VNEXTはこれからのSAP事業において、開発会社からコンサルティング会社へのシフトを図ります。リソースビジネスからソリューションビジネスに移行することで、現行の開発プロジェクトをベースとしながら事業の幅を広げていく予定です。この新しい方針により、国内でのSAPソリューション導入プロジェクトへのオンサイト対応体制を整えることが期待されます。
さらに、VNEXTは将来的にSAPソリューション導入パートナーとしての活動も視野に入れ、営業体制の強化にも注力します。これらの取り組みは、SAPジャパンとの連携を深め、日本国内におけるビジネスの発展に貢献するものです。
SAPジャパンからの期待
SAPジャパン株式会社のパートナーエコシステムサクセス統括本部長である服部貴志江氏は、VNEXTがSAP PartnerEdge ServicePartner契約を締結したことを歓迎しています。VNEXTの豊富な実績が、今後のSAPビジネスにおいて重要な役割を果たしてくれると期待されており、特にベトナムオフショアサービス企業としての先駆者としての位置付けが強調されています。
まとめ
VNEXT JAPANのSAP PartnerEdge ServicePartner契約締結は、オフショア開発の分野において新たなビジネスの方向性を示す重要な出来事です。これからも日本市場に向けた多様なソリューションの提供に期待が寄せられ、さらなる発展が期待されています。VNEXTは、今後もテクノロジーとビジネスの接点を探求し、企業の成功を支えるパートナーとして成長を続けていくことでしょう。