東京がデータセンター1位
2025-11-05 15:39:29

東京が世界第1位!データセンター建設コストの実態とは

東京が世界一のデータセンター建設コスト



ターナー&タウンゼントが11月5日に発表した最新のデータセンター建設コスト指数によると、東京が52か国の中で前年に続いて第1位を維持しました。これは、東京がデジタルインフラの重要な拠点であり、建設コストが他の主要市場に比べて最も高いことを示しています。

データセンターの建設コストは、1ワットあたり15.2米ドルに達しており、これは世界の他の大都市と比べても突出しています。このような高コストは、ハイテクで複雑なデジタルインフラに対する需要が非常に強いことを物語っており、それが東京をデータセンター建設の中心地として位置づけています。

グローバル市場におけるデータセンターの需要



世界的にデータセンターの需要は急速に増加していますが、供給能力はそれに追いついていないのが現状です。データセンターの建設コスト指数によると、2025年までに従来型データセンターの建設コストは平均で5.5%上昇する見通しです。

特にアジア太平洋地域では、AIインフラの需要やクラウドサービスの成長が市場を牽引しており、開発パイプラインは約2,300MW増加しています。これにより、地域全体のデータセンター市場が力強く成長していくことが期待されます。

大阪の躍進



さらに、注目すべきは大阪が新たにデータセンター建設コストの第4位にランクインしたことです。大阪の建設コストは1ワットあたり14.1米ドルとなり、日本全体のデータセンター市場が国際的な場でその存在感を強めていることが伺えます。データセンター市場の成長は、東京だけでなく日本全体にとって重要な意味を持ちます。

ターナー&タウンゼント株式会社について



ターナー&タウンゼントは、60カ国以上で22,000人以上の従業員を擁するグローバルなプロフェッショナルサービス企業です。彼らは不動産、インフラ、エネルギー、天然資源分野におけるクライアントと連携し、プロジェクト管理やコストマネジメント、さらにはネットゼロやデジタルソリューションに特化しています。日本市場における彼らの研究成果は、業界のトレンドを知る貴重な情報源と言えるでしょう。

結論



このデータセンター建設コスト指数によって東京が再び世界の中心としての地位を強化していることが確認されました。デジタルインフラの進化が進む中で、日本の都市がどのように発展していくのか、引き続き注目が集まります。詳細な日本語版レポートは11月25日公開予定であるため、今後の動向に期待が高まります。


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Turner & Townsend Pte Limited
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