Pechatでおしゃべり
2016-09-14 11:00:03
親子のコミュニケーションを豊かにするボタン型デバイス「Pechat」登場!
ぬいぐるみを「おしゃべり」させることで、親子のコミュニケーションを促進する新たなデバイス「Pechat」が、このたびクラウドファンディングの先行販売を開始した。「Pechat」は一見普通のボタン型デバイスですが、専用のスマートフォンアプリを通じて、ただのぬいぐるみをパートナーとしてかわいらしく会話させることができるのです。これにより、子どもたちの好奇心や想像力を育むとともに、親と子の絆を深めることが期待されています。そのユニークな機能は、歌を歌ったり、物語を読み聞かせたりするだけではなく、リアルタイムでコミュニケーションができる点です。たとえば、アプリで入力した言葉を元に、ぬいぐるみが音声で返事をすることが可能です。
「Pechat」は、2016年のサウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)でそのコンセプトが紹介され、これまで長い準備期間を経て製品化された結果、家庭に新たな育児の可能性を提供する次世代型育児アイテムとなりました。一般販売は2016年12月を予定しており、価格は4,990円(税込)とリーズナブルです。しかし、現在進行中のクラウドファンディングでは、先行して特別割引価格での購入が可能で、先着100名の25%オフのコースでは3,740円で手に入れることができます。
特に注目したいのは、万が一目標金額に達しなかった場合でも商品が手に入る「All in」型クラウドファンディングのため、支援者のリスクも低く抑えられています。これにより、多くの親が「Pechat」を手に取りやすくなるでしょう。
このプロジェクトは、博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム「monom」によって進められています。特に、アプリの開発は博報堂アイ・スタジオが担当し、数多くの機能を搭載しています。本体サイズは直径45mm、軽量な約30gで、使用においても非常に扱いやすい設計がなされています。デバイスはリチウムイオン電池で動作し、充電はマイクロUSBケーブルで行います。また、最大半径10mの通信距離を持つため、子どもがぬいぐるみを持ち運びながら自由に遊べるのも大きな魅力です。
「Pechat」には多彩な機能が搭載されています。セリフ候補出し機能により、入力した文字に対してセリフを提案してくれます。また、吹き込んだ声をかわいらしい声に変換し、相手に伝えることもできるのです。これにより、ぬいぐるみはただの物ではなく、まるで生きているかのように子どもと接することができます。この新しい育児アイテムは、親子のコミュニケーションをより豊かにし、情操教育にも役立つことでしょう。
このように、「Pechat」は単なるおもちゃの枠を超え、子どもたちに新しい体験を提供することが期待されています。親たちは、このデバイスを通じて、より深い絆を築くことができるでしょう。さらに、「Pechat」は今後、日常の育児シーンでますます注目されるアイテムとなる可能性を孕んでいます。今後の展開にぜひご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 博報堂
- 住所
- 東京都港区赤坂5丁目3番1号赤坂Bizタワー
- 電話番号
-
03-6441-8111