Amazon Connect連携
2025-03-27 11:57:11

AWSのAmazon ConnectとAI要約サービスが連携開始。業務効率化を加速する新機能

AWSのクラウド型コンタクトセンターが進化



株式会社エーアイスクエアは、アメリカのアマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」と、同社が開発したAI要約サービス「QuickSummary2.0」との連携を開始したことを発表しました。この連携により、Amazon Connectのユーザーは、コンタクトセンターでの業務をさらに効率的に行うことができるようになります。

Amazon Connectとは?



Amazon Connectは、企業が顧客窓口を簡単に構築・運営できるように設計されたサービスで、スケールに合わせたコストで提供されます。これにより、特に中小企業が手頃な価格で質の高い顧客サービスを実現可能です。これまででは難しかったオペレーターの運用や管理も、クラウドを活用することで負担を軽減できるようになっています。

QuickSummary2.0の導入目的



この新たな機能は、エーアイスクエアが提供する「QuickSummary2.0」との連携によってもたらされます。これは、電話での会話をAIが迅速に要約するためのサービスであり、オペレーターが通話終了後すぐに要約結果を確認できるという利点があります。

「QuickSummary2.0」の最大の特徴は、オペレーターが通話ごとに要約のスタイルを選べる点です。これにより、ニーズに応じた柔軟なサービスが提供可能になります。さらに、エーアイスクエア独自のAIモデルによる前処理により、トークンの数も削減され、コストパフォーマンスにも優れています。

具体的な機能と料金プラン



1. 要約パターンの選択


オペレーターは自身の画面上で通話ごとに異なる要約パターンを選ぶことができるため、より具体的な情報が得られます。これにより、顧客への対応が一層スムーズになります。

2. 料金体系


料金は従量制や固定制を選べるため、企業は自身の予算やニーズに応じて利用することが可能です。特に、経費削減が求められる状況において、この柔軟性は大きなメリットとなります。

3. CRMとの連携


さらに「QuickSummary2.0」は、企業が利用しているCRMシステムと直接連携できるため、要約結果をシームレスにCRMに入力することが可能となります。これにより、情報の一元化が進み、業務効率の向上が見込まれます。

4. 自由なプロンプトの回転


利用者は自らプロンプトを追加・削除できるため、必要に応じて迅速に要約サービスをカスタマイズできます。これにより、常に最適なサービスを維持することが可能です。

エーアイスクエアのビジョン


株式会社エーアイスクエアは、自然言語処理に特化した革新的なAIサービスを展開しています。AIチャットボット「QuickQA」や音声認識サービス「AI2ASR」など、多様なソリューションが提供されており、コンタクトセンターの業務効率化を図るだけでなく、顧客の満足度向上にも注力しています。

「QuickSummary2.0」は特に、LIXILやauじぶん銀行など、多くの大規模コンタクトセンターに採用され、短期間で数十社に導入されています。その結果、エーアイスクエアは業界内での地位を高め続けています。

会社概要


  • - 本社: 東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
  • - 設立: 2015年12月
  • - 代表者: 堀友彦
  • - 資本金: 9,000万円
  • - 公式サイト: エーアイスクエア

この連携がもたらす新たな可能性は、コンタクトセンター業界において、業務の効率化や顧客満足度の向上に大きく寄与するでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社エーアイスクエア
住所
東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
電話番号
03-6809-4814

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