重症心身障がい児の社会参加を実現する「COCOLON」の3年間の挑戦と成果
特定非営利活動法人EPOが運営する「COCOLON」は、重症心身障がい児とその家族のためのコミュニティであり、2023年12月に洲崎福祉財団からの3年間の継続助成事業が無事に満了しました。この助成により、重症心身障がい児とそのご家族が社会参加できる機会の創出と全国への事業所立ち上げ支援において確かな成果を残しました。
3年間の挑戦の背景
日本には、医療的なケアを必要とする重症心身障がい児が多数存在しており、彼らが安心して安心できる居場所や社会とのつながりを持つ機会は未だに限られています。そこでEPOは、特に「重症児とその家族の社会参加の場」を提供することを目指し、活動を展開しました。
主な実績と受賞
1. イベントとセミナーの開催
3年間で155回のイベントやセミナーを実施し、延べ2,500人以上が参加しました。初めは単に回数を増やすことに注力していましたが、質の高い安全な場の提供が重要であることを認識し、イベント運営に対するアプローチを見直しました。
2. 企業や団体との協働
最終年度には、多くの企業や自治体とのコラボレーションが実現し、多様なイベントを展開しました。例えば、浅草花やしきを貸し切り、42家族が参加した「ドリームナイト」や、トッケン社との協力による工場見学など、地域社会とのつながりを深めています。
3. 新規事業所立ち上げの支援
「通える場を全国に増やしたい」という目標から、2年間で北海道から兵庫県にかけて12件の問い合わせと9件のZoom相談を経て、4つの事業所が開設されました。この成功は、地域同士がネットワークを構築し孤立を防ぐための重要な一歩となっています。
4. 社会的信頼の獲得
COCOLONの活動が社会的に評価され、第19回キッズデザイン賞の奨励賞や、東京都女性活躍推進大賞の地域部門大賞を受賞しました。これにより、活動の信頼性が高まり、メディア露出も増加しました。
次のステージへの展望
4年目に入るにあたり、COCOLONはさらなる成長を目指しています。「誰もが必要なときに関われる社会参加のプラットフォーム」の実現を目指し、持続可能な運営を強化するため、年間30回のイベント開催を継続します。
また、事業所の質を高めるために、魅力的なプログラムを提供する事業所の立ち上げ支援を続けていきます。私たちは、重症心身障がい児とその家族が地域密着型の支援を受けながら、生活の質を向上させる社会を創出することに邁進します。
最後に、「繋がり」「学び」「遊び」「楽しみ」を基盤としたコミュニティの形成を促進し、地域の中で楽しく過ごせる環境の提供を目指し、様々な企画やイベントを通じた交流を促進していきます。私たちEPOとCOCOLONの理念に賛同する企業様やパートナーをお待ちしています。詳細は私たちのウェブサイトをご覧ください。