小田原市の新たな暑熱避難施設、クーリングシェルターの取り組み
神奈川県小田原市では、市民の健康と安全を守るために暑熱避難施設であるクーリングシェルターを強化しています。近年、日本においては異常な暑さが増加しており、熱中症のリスクが高まっています。こうした状況を受けて、市では市内の公共施設23カ所を指定し、一時的に避難できる場所として活用しています。
新たな協定の締結
このたび、小田原市は民間施設との協力を強化し,クーリングシェルターをさらに増やすことを決定しました。具体的には、株式会社ダイドーフォワードが運営する「ダイナシティ」と、マックスバリュ小田原荻窪店との間で、気候変動適応法に基づく協定が締結されました。この協定により、これらの民間施設も市民が暑さをしのげる重要な避難場所となります。
協定締結式の開催
この取り組みの一環として、7月1日(火)午後3時より、小田原市役所の3階庁議室で協定締結式が行われました。出席者にはダイナシティの支配人である新保克紀氏、マックスバリュ小田原荻窪店の店長の米倉健氏、そして小田原市の加藤憲一市長が名を連ねました。出席者たちは、それぞれの立場から今回の協定の重要性を語り、市民の安全のために協力していく意義を強調しました。
対応施設の詳細
今回新たにクーリングシェルターとして指定された施設の詳細は以下の通りです。
ダイナシティウエスト
- - 所在地: 小田原市中里208
- - 開放時間: 毎日(休業日を除く)午前10時~午後8時
- - 受入可能人数: 39人
- 1階ステージ裏レストスペース: 16人
- 5階キャニオンラウンジ: 23人
マックスバリュ小田原荻窪店
- - 所在地: 小田原市荻窪447-1
- - 開放時間: 毎日午前7時~午後8時
- - 受入可能人数: 20人(2階イートインコーナー)
これらの施設では、暑さをしのぎ、体を休めるための重要なスペースとしての役割を担っていきます。市民は、適切な避難場所を利用することで、より安心して夏を乗り切ることができるでしょう。
お問い合わせ先
クーリングシェルターに関する詳細や利用方法については、小田原市福祉健康部健康づくり課(0465-47-4723)へお問合せください。市では今後も、より快適で安全な地域づくりを進めていく所存です。