生成AIを駆使した新たな教育プログラム「Z-SCHOOL」開講
ライフイズテック株式会社は、8月から次世代のデジタル人材を育成するための新しいプログラム「Z-SCHOOL」を開始しました。このプログラムは、東京都港区、福井県敦賀市、静岡県裾野市の3自治体と連携し、生成AIを利用した地域課題解決に焦点を当てています。特に、中高生が地域の実際の課題に取り組む内容で構成されています。
「Z-SCHOOL」は、参加者105名がオンラインで集まり、8ヶ月間にわたってAIに関する基礎知識を身につけるだけでなく、地域の特定の課題を解決するためのウェブサービスを開発することを目指しています。このプログラムでは、AIの基礎や実践的な利用法を学びつつ、創造力や課題解決能力を育むことが求められます。
このプログラムでは、ライフイズテックの独自開発の教育専用生成AIサービスを駆使し、生徒が安心して効果的な学習を行える環境を提供します。また、専門の指導スタッフに加え、大学生のメンターが生徒に伴走し、各地域を代表する中高生たちが一堂に会して共同で学ぶことができるのも大きな特徴です。
プログラムの流れとステップ
「Z-SCHOOL」は「知る」「使う」「活用する」の3つのステップで構成されており、全31回のセッションが予定されています。具体的には以下のような流れです:
1.
知る:最初のステップでは、生成AIに関する基本を学ぶために、特に最近の社会的変化や応用事例を紹介する講座が行われます。ここで生成AIの可能性とリスクについても理解を深めていきます。
2.
使う:次に、生成AIを用いて画像や文章の生成、さらには映像制作の技術を身につけます。ライフイズテックが提供する教育特化型のLLMサービスを利用し、AIを効果的に使いこなす方法を学び、ウェブコーディングに必要なコード生成技術も習得する予定です。
3.
活用する:最後のステップでは、地域の課題を解決するためのオリジナルWebサイトの制作に取り組みます。課題解決のための思考法を学びつつ、実際に生成AIを活用してプロジェクトを進め、最終日には地域の方々を前にしてプレゼンテーションを行う予定です。
参加自治体と学校
- - 自治体: 港区、敦賀市、裾野市
- - 学校: 北海道大空高等学校、クラーク記念国際高等学校、FC今治高校里山校、昭和学院秀英高等学校
プログラムはオンライン形式で行われ、各地域の中高生が同時に学べる環境が整えられています。
ライフイズテックの理念
ライフイズテックは、2010年に設立され、中高生のデジタルスキル向上を目指して様々な教育プログラムを展開してきました。「中高生一人一人の可能性を引き出す」というミッションのもと、全国600以上の自治体で導入されているクラウド教材やプログラミング・AIキャンプ等を通じて、すでに200万人以上の学生に教育の機会を提供しています。
企業はまた、2022年にはB Corpの認証も受けるなど、その社会的責任を重んじた活動にも取り組んでいます。今後とも、ライフイズテックは地域と連携し、教育を通じて未来の世代の心を育む努力を続けていく所存です。
詳細な情報は
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