婚活で求められる理想の収入は?大調査で分かった婚活男女の本音
結婚を考える際、意外に重要なのがパートナーの年収です。どれだけ愛があっても、経済的な安定がなければ、生活の質は落ちてしまうかもしれません。この度、出会い・恋愛マッチングアプリ「ハッピーメール」を基に、婚活中の男女200人を対象に行った『結婚相手に求める理想の収入』に関するアンケート結果を報告します。
理想の年収は800〜900万円
調査結果によると、婚活中の女性100人の多くが「800〜900万円」を結婚相手に求める理想の年収としています。このことは、多くの女性が、少なくとも600万円以上が必要だと考えていることを示しています。また、男性も同様に「800〜900万円」が最も多い回答となりました。さらには、男性も年収300万円から400万円の人を選ぶとのことですが、これは自身の収入が安定していると考えているからでしょう。
女性の妥協点は400〜500万円
一方、女性が妥協できる年収は「400〜500万円」が最多との結果が出ています。結婚後にキャリアを犠牲にしがちな女性にとって、男性の年収は生活の安定に直結します。このため、妥協しても安心できる年収のラインは、一定以上でなければならないというのが本音でしょう。
男性の妥協点は300〜400万円
男性が理想とする年収よりも低い収入で妥協できるという結果が出たのは「300〜400万円」が最も多いですが、これには理由があるようです。婚活において男性は相手の年収が自分よりも低くても気にしないことが多く、逆に相手が家庭を支えてくれることに期待する様子がうかがえます。
収入の開示に関する意識の違い
収入についての開示意識も男女間で明確な差がありました。女性の多くは「抵抗がない」と回答した一方で、男性の約6割は「打ち明けない」とのことで、これは今後の恋愛関係に影響を与える要因となりそうです。ただし、実際の年収よりも高めに言うことで先入観を持たれたくないという人も存在するようです。
理想の年齢は29〜32歳
理想の結婚相手の年齢にも特徴が見られ、調査では「29〜32歳」が多く挙げられました。この年齢層の平均年収は388万円から425万円とされ、理想である800万円〜900万円との差があることが浮き彫りになっています。このことから、実際にはリアルな条件に下げる必要があるのかもしれません。
婚活体験談から見る年収の重要性
婚活中の男女の体験談もいくつか紹介されています。中には高年収を求めるあまり出会いが狭まっているという声や、経済力だけで選んで後悔したという意見も見受けられます。年収だけでなく人間性に目を向けることが大切です。
日本の平均年収は458万円
最後に、日本全体の平均年収を見てみると、458万円という数字が浮かび上がります。この現実を踏まえると、高望みしすぎることは相手との出会いを妨げる恐れがあるため、注意が必要です。
婚活で大切なのは、理想だけを追い求めるのではなく、現実をしっかりと捉えた上で、自分にとって本当に必要な要素を見極めることだと言えるでしょう。