鹿児島市がICT企業誘致に乗り出す
鹿児島市は、地域の経済活性化に向けて情報通信技術(ICT)企業の誘致に力を入れています。この取り組みの一環として、株式会社リーディングソリューションとの立地協定が結ばれました。この協定は、若者たちが地元で働く機会を増やし、地域の「稼ぐ力」を高めるためのものです。
立地協定式の概要
令和7年2月3日に開催された立地協定式には、鹿児島市の下鶴市長や株式会社リーディングソリューションの代表取締役である福山章弘氏、さらに鹿児島県鹿児島地域振興局長の森哲志氏が出席しました。この協定により、鹿児島市はリーディングソリューションの新たな事業所設置をサポートすることになります。
リーディングソリューションの企業概要
株式会社リーディングソリューションは、2018年に設立され、大手通信事業者とのシステム開発を行ってきました。主な業務内容には、ネットワーク通信機器の設計や導入、ネットワーク向けソフトウェアの開発及び保守が含まれています。新設される事業所は、増え続ける受注に対応するため、地元の人材を積極的に採用し、地域貢献を目指します。
新設される鹿児島開発センターの詳細
- - 所在地: 鹿児島市名山町9-15 markMEIZAN 502
- - 事業所面積: 101.63㎡(約30.68坪)
- - 操業開始: 2025年4月(予定)
- - 予定従業員数: 26名(うち新規雇用者25名)
- - 事業内容: ITソリューションやITコンサルティング、システム開発および保守サービス
地元支援の強化
鹿児島市では、情報通信業だけでなく、事務処理センターやコールセンター、デザイン・コンテンツ制作業など、多様な企業の進出をバックアップしています。地域の若者が地元で働く環境を整えることで、将来的にはさらなる雇用の創出が期待されます。
この立地協定を契機に、鹿児島市がICT産業の拠点として成長していくことを多くの市民が期待しています。地域経済の活性化に貢献する取り組みが、今後どのように展開されていくのか、注目です。
お問い合わせ先
興味がある方は、鹿児島市産業創出課企業立地係までお問い合わせください。