企業法務の未来を語る「CLOフォーラム・ジャパン2023」がオンライン開催

CLOフォーラム・ジャパン2023の開催概要

2023年12月14日と15日の二日間にわたり、一般社団法人日本CLO協会主催の「CLOフォーラム・ジャパン2023」がオンライン、ZOOMを介して行われます。これは、企業の法務担当者や経営企画部門の専門家が集い、経営戦略や法律問題についての見識を深める重要なイベントです。

フォーラムの詳細

このフォーラムは、コーポレート部門に従事するプロフェッショナルに向けて設計されており、法務や経営に関連する最新の情報を提供することを目的としています。

ユニークなプログラム内容

フォーラムは二日間のプログラムで構成されており、初日には注目の基調講演が行われます。

- 基調講演：早稲田大学名誉教授の上村達男氏による「企業法制の原点を見直すことなしに日本経済の復興はありえない」というテーマで、法務と経営戦略の密接な関係についての見解が示されます。

続いて、専門家によるパネルディスカッションが予定されており、戦略的法務機能の実装についての具体的な議論が行われます。サントリーホールディングス、パナソニック、パーソルホールディングスからの代表者が参加し、それぞれの視点から貴重な意見を共有します。

セッション内容

さらに、業務効率化や持続可能な経営に関する具体的な課題を取り上げる「見逃しがちな業務効率化３つの罠」セッションも注目されています。弁護士であり、株式会社BoostDraftの共同創業者である渡邊弘氏が、このテーマについて深堀りします。

次の日のプログラム

二日目には、企業が求める新たな経営課題についての基調講演が続き、その後は人権やガバナンスに関する議論が展開されます。特に「未成年者に対する性加害問題に関わる標準ガバナンスコード」がテーマとして提起され、企業が社会的責任を果たす重要性が論じられます。

参加の価値

このフォーラムは、CLOや法務関係者にとって最新の知識を得る貴重な場であり、各分野のエキスパートからの直接的な知識を吸収できる機会です。参加者は、自社の法務機能を強化し、経営に貢献する方法を学ぶことができます。

参加費と申し込み

参加費は、会員が5,500円、一般が8,800円となっており、特別ご優待が適用される場合もあります。申込みは公式ページから可能です。

日本CLO協会について

一般社団法人日本CLO協会は2020年に設立され、企業法務に高い倫理観とスキルを持つ専門家を育成するための活動を行っています。この協会は、法務に関心のある企業人に向けてセミナー、フォーラム、研究会、交流会などを提供し、実践的なスキル向上を目指しています。東京都千代田区に所在地を構えており、多くの企業から信頼を得ています。

日本の経済環境が変化する中で、法務と経営戦略の重要性は増しており、参加者にはこのフォーラムでの知見が今後のキャリアに役立つことは間違いありません。