東京電力パワーグリッドとインフォメティスが手を組み認知症予防へ取り組み
東京電力パワーグリッドとインフォメティスの新たな連携
東京電力パワーグリッド株式会社とインフォメティスは、2023年に、認知症予防を目的とした包括的取り組みの連携協定を発表しました。この試みは、電力データを駆使して地域社会に貢献し、特に高齢者の健康維持や生活の質を向上させることを狙いとしています。
NILM技術への期待
インフォメティスは、設立以来、自社の独自技術であるNILM(Non-Intrusive Load Monitoring)技術により、家庭全体の電力消費量から特定の家電の消費電力を推定することができます。この技術は、エネルギーデータを活用し、消費パターンを分析することで、家庭の電力使用の効率化を図るだけでなく、生活スタイルの見直しにも寄与します。これにより、家庭の健康状態やライフスタイルをサポートし、認知症予防にもつながる可能性があります。
提携事業内容
2018年には、東京電力パワーグリッドとインフォメティスが共同で株式会社エナジーゲートウェイを設立。出資比率は東京電力が60%、インフォメティスが40%で、電力センサーや機器分離技術を活用したIoTプラットフォーム事業を展開しています。この合弁会社は、最新の技術を駆使し、スマートホームの推進を目指しており、今後の生活スタイルを一新することを目的としています。
社会実装への取り組み
今後、インフォメティスとその関係会社は、NILM技術の社会実装を進め、地域社会における生活の質の向上を目指していくとのことです。この取り組みが実を結べば、電力データを通じて地域の人々の健康を保つ手助けとなることでしょう。
未来の暮らしを模索する
認知症予防としての取り組みだけでなく、エネルギーデータの有効利用は、今後のライフスタイルや地域の支援活動にも大きな影響を与えると期待されています。電力やエネルギー関連の新たな取り組みによって、より健康で快適な生活が実現される未来に向けて、東京電力パワーグリッドとインフォメティスの活動から目が離せません。これからの展開にぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
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インフォメティス株式会社
- 住所
- 東京都港区芝大門一丁目12番16号
- 電話番号
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