CIBONE O'TE増床
2025-05-27 14:48:14

ブルックリンの新たな文化発信地、CIBONE O'TEが増床オープン

ブルックリンの文化拠点、CIBONE O'TEの増床オープン



2025年4月26日、ニューヨーク・ブルックリンのグリーンポイントにある複合施設「50 Norman」で、CIBONE O'TEが新たに増床オープンを迎えます。前身はCIBONE Brooklynで、今やリトル・トーキョーと称されるこの地域で、日本の魅力を発信し続ける場所として成長してきました。本施設では、ギャラリー & ストアの「CIBONE」、出汁専門店の「DASHI OKUME」、フレンチ・ジャパニーズレストランの「HOUSE Brooklyn」など、多様な文化が融合した空間が広がっており、近隣には多くの独立系日本ショップが集まっています。

さて、今回の増床にあたり、約248㎡の隣接区画を新たに取得したのは、株式会社ウェルカム。これにより、料理道具店の「釜浅商店」や、現代生活に必要な道具を生み出す「BALMUDA」、さらには「HOUSE Brooklyn」が監修するカフェ・レストラン「CAFE O'TE」を新たなパートナーとして迎えました。これにより、CIBONE O'TEはさらに日本の魅力を多様に伝える場となります。

日本的思考の輸出


CIBONE O'TEの理念である「新しい日本的思考」を世界に届けることは、これまでのCIBONEが長年にわたり築いてきた基盤の上に立つものです。「礼儀正しさ」「丁寧さ」「季節感」「もったいない精神」「心地よさ」「シンプルさ」。これらはすべて日本に根付いた価値観であり、今日の生活者が求めるものと重なる部分があります。新設される区画では、これらの日本的思考を具体的に体現した商品や、職人の手仕事を感じられるアイテムが揃い、アート作品や生活道具、グローサリーもバリエーション豊富に展開されます。

多彩なクリエイターの参加


CIBONE O'TEの新しいクリエイター陣には、陶器作家の石原稔久氏や、独自の技法で陶器を制作する入江佑子氏、さらには漆器の杉田明彦氏といった多彩な才能が名を連ねています。これらのクリエイターはそれぞれの個性を活かした作品を通じて、日常生活を彩り、日本の美意識を世界に発信しています。

さらに、増床スペースにはプロモーションスペースも設けられ、毎月季節や文化に応じた新しいアイテムの提案が行われる予定です。これにより、来店客はいつ訪れても新しい発見があり、いつからでも日本文化に触れることができます。

和紙職人の個展も開催


ギャラリー空間では、和紙職人のハタノワタル氏による特別展示が行われます。和紙の素晴らしさを広め、アートとしての可能性を追求する彼の作品は、アートにもインテリアにも適した新しい使い方を提案しています。特に、この展示では和紙の新たな魅力が多くの来場者に伝えられることでしょう。

日本とブルックリンを文化的に繋ぐ


CIBONE O'TEの増床は、単なる店舗の拡張を超え、文化的な架け橋として機能することを目指しています。日本の古き良き伝統を現代の感性で再解釈し、その結果生まれる商品や体験を通じて、多くの人々に日本文化の魅力を知ってもらうことに期待が寄せられています。

デザインスタジオCommune Designとの協業により、ビジュアルアイデンティティも新たに生まれ、CIBONE O'TEが目指す文化の架け橋としての役割にふさわしい空間が創出されています。建築やインテリアも日本の伝統が感じられるデザインとして、国内で加工された素材を活用し、現地でのアセンブリを短期間で行う工法が採用されており、日本の「ものづくり」の真髄がここに現れています。

このように、CIBONE O'TEの増床はただの業務拡大ではなく、日本文化を広めるための新たなステージの幕開けでもあります。これからの展開に注目が集まります。

【SHOP INFORMATION】
店舗名:CIBONE O’TE
住所:50 Norman Ave, Brooklyn, NY 11222
営業時間:11:00-20:00
URL:http://www.cibone-us.com/
Instagram:cibone.ote


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会社情報

会社名
株式会社ウェルカム
住所
東京都港区南青山 1-24-3
電話番号

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