演劇『ミモザウェイズ』
2025-12-18 09:33:32

日本の女性史を舞台化したコメディ演劇『ミモザウェイズ』の魅力

演劇『ミモザウェイズ』の魅力とは



人権の道を探る女性たちの物語



『ミモザウェイズ』は、日本の女性史を振り返る数少ない演劇作品の一つとして注目されています。この作品は、1911年に創刊された女性向け雑誌「青鞜」から始まる女性の活動や、女性参政権運動、さらには1985年の国連女性差別撤廃条約の批准に至るまで、100年以上の歴史を通じて女性たちが歩んできた道のりを描いています。

本作の特徴は、ただの歴史物語ではなく、痛快なコメディとして構成されている点です。「日仏女性の人権架け橋ミモザ実行委員会」による企画で、フランスで10年もロングランを続けている演劇作家トリニダード・ガルシアとの共同制作がなされており、国際的な視点も持ち合わせています。日本での約4年にわたるインタビューと調査をもとに、日本語に翻訳されているこの作品は、フランス語での原作の豊かな表現を活かしています。

楽しさとメッセージの両立



劇中では、さまざまな過去の映像や音楽、フランスらしいユーモアが盛り込まれ、見る者の心を捉えます。特に、現代に生きる三人の女性たちが、なぜ今もなおジェンダーにまつわる問題に直面しているのかを問いかけるストーリーが織り交ぜられています。彼女たちは、「青鞜」に象徴される大正時代の女性たちの活躍や、1970年代のウーマンリブ運動を振り返りながら、現実の問題にも直面していくのです。

公演情報とチケット情報



この演劇は、2024年1月29日から2月1日まで、京都市にあるTHEATRE E9 KYOTOで上演されます。詳細な日程は以下の通りです:
  • - 1月29日(木) 19:00
  • - 1月30日(金) 14:00 / 18:30
  • - 1月31日(土) 14:00 / 18:30
  • - 2月1日(日) 14:00

公演時間は約100分となりますが、変更の可能性もあるため、公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。チケット価格は一般が前売り4,000円、当日4,500円となっており、また25歳以下やシニア向けの特別価格も用意されています。さらに、2月14日から3月8日までオンデマンド配信も予定されています。配信チケットは2,000円で楽しむことができます。

制作陣の紹介



本作の企画・制作・翻訳を手がけるのは、リボアルの堀井なみの氏です。また、出演者にはカルドネルルウ晨乃、中谷和代、黒木陽子、須川弥香といった才能ある女優たちが名を連ねています。脚本・演出はトリニダード・ガルシア氏が担当し、多角的な視点からこの作品を豊かにしています。

脚光を浴びる幸福な結末



『ミモザウェイズ』は、ジェンダー平等に対する悩みを持つ方や自身のパートナーをより深く理解したい方々に向けた演劇です。楽しいストーリーの中にも、考えさせられるメッセージが詰まっており、多くの観客に愛される理由があります。ぜひ、一度その目で演劇の世界を体感してください。

詳細はチケット購入ページで:
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会社情報

会社名
MUZ株式会社
住所
京都府京都市中京区雁金町373みよいビル202
電話番号
075-205-5396

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