日本の伝統工芸を未来へ届ける学生たちの熱い挑戦

東京都台東区に本拠を置く『共生プロジェクト』が、大学生の手による新たなプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの目的は、厳しい時代を迎える日本の伝統工芸を広め、その魅力を多くの人々に知ってもらうことです。2020年に始まったこの活動は、クラウドファンディングサイト「For Good」にて12月1日から新たな資金調達が行われます。

背景と目的

共生プロジェクトは、日本の美しい伝統工芸とその背景にある文化の価値を、一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えています。特に若年層に向けて、伝統工芸品をインテリアとして取り扱い、ECサイトを開設しました。しかし、これまでの販売活動だけでは伝わらないことが多くありました。そのため、実際に体験することの重要性を感じ、体験ツアーを企画することになったのです。これは、伝統工芸の魅力を伝えるための新たな手法として、究極的にはこの文化を次世代へと引き継いでいくための活動です。

学生による運営

このプロジェクトは、大学生たちが中心となって運営されています。具体的には、職人との出会いを通じて、彼らの想いを聞き、その深さを体験した4人の学生が始めたもので、現在は活動を続ける社会人のメンバーを含め、約30名が関わるようになりました。彼らの情熱と時間を生かし、SNSを駆使してその活動を多くの人々に広めているのです。

体験ツアーの企画

プロジェクトの一環として、伝統工芸品の体験ツアーの実施が決定しました。このツアーは、職人と直接会い、作品を実際に手に取って、その魅力を感じることができる機会です。職人から直接学ぶことで、製作過程を知り、そこに込められた思いを理解することができるでしょう。現在、賛同する職人たちとともに準備を進めています。

クラウドファンディングのリターン

クラウドファンディングでは、様々なリターンプランが用意されています。3,000円のプランでは、感謝の気持ちを込めたメッセージが届き、10,000円のプランでは、ECサイトで使える500円のクーポンを提供。また、30,000円のプランでは、プロジェクトのSNSやブログに名前を掲載してスポンサーとして紹介する特典もあります。これらを通じて、プロジェクトを支援してくれる方々に感謝の意を伝えたいと考えています。