マイスホールディングス株式会社が再建体制を本格始動、支援スポンサーと外部有識者を募集

マイスホールディングス株式会社、再建体制を始動

大阪市の中心部に本社を構えるマイスホールディングス株式会社は、2023年7月15日に行われた臨時株主総会を経て、新たな経営体制を組織し、本格的な再建に向けた取り組みを開始しました。これに伴い、同社は「3つの再建方針」を掲げ、組織改革や社会アクションを行います。

1. M&A支援協会への是正要求

同社が過去に行ったM&A取引での課題を受け、マイスホールディングスは一般社団法人M&A支援機関協会へ正式な是正要求を提出しました。過去の取引によって生じた経営不安定化や信頼の失墜は、外部仲介機関の影響によるものと考えています。これにより、同社は実情に沿ったファクト提供を行い、建設的な改善策を模索していく方針を示しました。

2. 経営是正推進委員会の設置

新たに設置された「経営是正推進委員会」は、過去の経営上の課題を教訓にし、再発防止策を実行し続ける役割を担います。この委員会には、外部の専門家が参加し、社内の信頼性向上を目指します。月に1回の開催を基本に、緊急時には臨時開催も予定されています。参加者には報酬や守秘義務契約が概要に基づいて相談されることとなり、協力者との協働が期待されています。

3. 支援スポンサーとパートナー企業の募集

マイスホールディングスでは、再建と持続的成長を目指し、共に歩んでくれるスポンサー企業や支援パートナー企業を募集しています。目的は、社会的信用の再構築や持続可能なビジネスモデルの構築に向けた取り組みであり、具体的な支援形態においても柔軟な対応が可能です。ここでは、ビジネスの共同運営やプロジェクトの共創などが想定されています。

4. 経営への誠実な取り組み

前代表の森秀幸氏は、無報酬で再建のために尽力しています。過去の経営判断を重く受け止め、日々現場の実態に向き合いながら具体的な行動を続けています。同社の再生のためには資金だけでなく、志や知識を共有できるパートナーとの連携が不可欠です。真に社会的意義のある再出発を実現するためともに歩んでくれる企業や団体からの参加を心より期待しています。