アメリカ・フェニックスでの賃貸住宅開発
米国アリゾナ州フェニックスにおいて、住友林業の100%子会社であるCrescent Communities、LLCが手がける賃貸集合住宅「NOVEL Norterra」が発表されました。今回のプロジェクトは、米国のノースカロライナ州のCrescent Communities社が設計・開発を行い、日本企業との初の共同プロジェクトという点でも注目されています。2026年7月の着工を予定し、2028年2月から順次賃貸を開始する計画です。
プロジェクトの概要
「NOVEL Norterra」は、約8.5エーカー(約34,398平方メートル)の広大な敷地に、総延床面積21,804平方メートルの賃貸住宅を開発することが特徴です。このプロジェクトには、木造4階建ての住居棟5棟と共用施設であるクラブハウス1棟が含まれます。
主なターゲット層は、ヤングプロフェッショナルと呼ばれる高度な専門知識を持つビジネスパーソンたちです。このため、賃貸住宅は高品質な仕様と共用施設が揃っており、快適な住環境を提供します。
高級感あふれる住空間
クレセント社が展開する「NOVEL」ブランドは、選りすぐりのアメニティと質の高い建材を使用しており、選択肢として1ベッドルームと2ベッドルームの間取りを用意。全戸にバルコニーが付き、共用廊下には空調も完備されています。さらに、クラブハウスにはプールやアウトドアキッチン、ピックルボールコート、ドッグランなどが整備され、居住者同士のコミュニティ活動を促進する設計となっています。
エコロジーの配慮
このプロジェクトでは、環境に優しい木造枠組壁工法が採用されています。そのメリットとしては、コスト抑制とともに、建設中に発生するCO₂排出量の削減があります。木材はCO₂を吸収し、炭素として内部に長期間保持するため、持続可能な開発に貢献します。
エリアの魅力
「NOVEL Norterra」は、ノースフェニックス地域での成長を背景にしています。周囲には大手半導体製造工場や金融、ヘルスケア業界の企業が揃っており、交通アクセスの良さからも魅力を発揮しています。州間高速道路I-17に近く、フェニックス市中心部へのアクセスも良好。生活利便性も高く、周囲にはオープンエア型の商業施設も多く、住環境が整っています。
今後の皆さんにとって、「NOVEL Norterra」は居住空間としてだけでなく、仕事と生活をより良く調和させる場所となるでしょう。住友林業グループは、地域の雇用拡大を見込んで大胆な開発を進める計画を早速進めています。これにより、さらなる賃貸住宅需要が期待され、フェニックス都市圏は目覚ましい成長を続けていくことでしょう。
開発スキーム
本事業は特別目的会社(SPC)を通じて進められ、住友林業の100%子会社であるクレセント社が主体となります。NECキャピタルソリューションの米国法人や三井住友トラスト・パナソニックファイナンスとの共同開発により、効率的に進行します。住友林業アセットマネジメントが全体の調整役として機能します。
このように、日系企業によるやる気あふれるプロジェクトは、現地の住宅市場に新たな風を吹き込み、持続可能な未来に向けた第一歩となることが期待されています。