高校生と共に未来を考える「10代ミルクプロジェクト」が始動

高校生と共に未来を考える「10代ミルクプロジェクト」始動

2023年11月から2024年2月までの期間に、全国の高校生を対象とした新たなプロジェクト「10代ミルクプロジェクト」が実施されます。このプロジェクトは、日本乳業協会主催で、高校生たちが牛乳や乳製品の未来について考え、様々な活動を通じて意見を交わしていくものです。

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、以下の5つの企画で構成されています。各企画は、全国の高等学校から参加希望の学校を募り、事務局が日程調整後に実施されます。特別活動や放課後の時間を使用し、高校生たちが主体的に関わることができる内容になっています。

1. 高校生グループディスカッション

この企画では、高校生が3名以上のチームを形成し、「牛乳の消費を活性化させるためにはどうしたら良いか」というテーマでグループディスカッションを行います。参加者はその内容をレポートとして提出し、日本乳業協会のホームページで公開される予定です。

2. 高校生グループインタビュー

乳業・酪農関係者が高校を訪れ、高校生たちと牛乳に対するリアルな意見を交わすグループインタビューも行われます。「今どきの高校生は牛乳どう思ってる？家に冷蔵庫に牛乳はある？」というフランクな問いかけを通じ、高校生たちの自由な意見が飛び交います。

3. 栄養指導体験

特に運動部に所属する生徒を対象に、牛乳の栄養や筋力の維持に関する栄養指導が行われます。牛乳が苦手な生徒でも楽しんで飲めるアレンジ方法などを学び、実際に牛乳を飲みながらその美味しさや栄養について学ぶ機会が提供されます。

4. 工場・牧場見学会

乳業工場や牧場を訪問し、実際の生産現場を体験するバスツアーが実施されます。高校生たちは生産のリアルを肌で感じることができ、乳業・酪農関係者との交流の中で新たな気づきを得ることでしょう。

5. アンケート調査

さらに、高校生とその保護者を対象とした1,000人規模のアンケート調査も行われます。アンケート結果は、日本乳業協会のホームページで公開され、学校や保健指導に活用される予定です。

事務局の概要

本プロジェクトの運営は、産經新聞開発株式会社と株式会社トゥーエイトが担っています。日本乳業協会との連携により、高校生たちが身近な問題に対して真剣に取り組む機会を提供します。

お問い合わせ

プロジェクトへの参加や詳細については、一般社団法人日本乳業協会の企画・広報部までお問い合わせください。コーヒーブレイクしながら、牛乳を楽しむ高校生たちの未来を語り合う場として、多くの学校からの参加を期待しています。

このプロジェクトを通じて、牛乳の価値が再認識され、次世代へとつながる新たな風が吹くことを願っています。