南砺市とコドモン連携
2025-12-08 11:11:18

富山県南砺市がコドモンと連携し初の保育DXを推進

富山県南砺市とコドモンが連携協定



2025年11月28日、富山県南砺市(市長:田中幹夫)と株式会社コドモン(本社:東京都品川区、CEO:小池義則)は、保育・子育て支援のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する連携協定を締結しました。これは、富山県内で初めての試みとなります。

現状の課題と取り組みの目的



南砺市では保育者の育成に関し、忙しさにより研修が困難である、育休後の復職支援が不足している、業務の多忙など、多くの課題が存在しています。この協定は、こうした現状を踏まえ、保育の質や保育者の資質向上、業務の効率化を狙ったものです。地域全体での子育て支援体制の強化が期待されています。

コドモンカレッジの提供



連携の第一弾として、コドモンは南砺市のニーズに合わせたオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」を提供します。これにより、公立保育施設の保育者は時間や場所を選ばずに実務を学ぶことができ、保育の質向上が図られます。具体的な研修内容も南砺市に特化したカスタマイズが行われ、保育者にとってさらに学びやすい環境が整備されます。

ICTを駆使した子育て支援



南砺市の田中市長は、デジタル技術を活用した子育て環境の整備に注力しており、コドモンとの協力で「質」の向上を重視しています。これにより、業務の効率化が進み、保育者が持つ専門性の深化が期待されています。

未来への期待



コドモンの小池CEOは、保育の質向上は今後の重要課題だとし、450本以上の研修コンテンツが南砺市の保育に貢献すると語ります。また、今後も新たな研修プログラムや保護者向けのコンテンツ制作が予定されています。

こうした取り組みにより、南砺市では保育環境の充実、保育士のスキルアップ、さらには育児休業から復職を目指す保育士への支援が進む見込みです。南砺市は今後、ICTを用いた保育の新しいスタイルを模索し、全国展開を目指すとしています。

結論



この連携協定は、地域全体の子育て支援にとって画期的な一歩です。南砺市の取り組みが日本全国のモデルケースとなることが期待されており、未来の保育環境がどう進化していくのか、注視していきたいところです。

会社情報

会社名
株式会社コドモン
住所
電話番号

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