中小企業支援の新たな形「社長の右腕派遣」
2025年8月15日、株式会社サクモフから新しい経営支援サービスが登場しました。このサービスは、特に中小企業が抱える経営課題を解決するために設計された「社長の右腕派遣」と呼ばれ、まさに経営者の貴重なサポート役となることを目的としています。
サービス概要
「社長の右腕派遣」は、中小企業がしばしば直面する業務やデータの混乱を整理し、経営目標達成のための支援を行います。このサービスは月額5万円(税別)から利用でき、業務の整理だけでなく、KPIの設定や実行支援まで幅広くカバーしています。
1. 業務・データの整理
まず、企業内に散在するデータやファイルを整理・集約します。これにより、誰もが必要なデータを簡単に取り出せる環境を整備。また、業務の標準化を進めて、社員教育もサポートします。
2. KPIの設定
整理されたデータを基に、効果的なKPIを設定する支援を行います。このプロセスが経営目標の達成には不可欠です。
3. 予実管理
実績と目標の差異分析を実施し、課題克服のための施策を立案します。月に1~2回の定例会議も運営支援しますので、進捗管理がスムーズに行えます。
4. 施策の実行
予実管理のデータを元に、必要な施策を実行していきます。この段階でIT支援や業務改善といった専門的なアプローチも含まれており、企業の多様なニーズに応えることが可能です。
料金プラン
月額5万円から利用でき、さらにその内容は貴社の状況に応じてカスタマイズされます。たとえば、月額5万円プランでは、実働支援を3時間行い、チャットサポートも含めることができます。
中小企業の経営課題
中小企業の54%が、予実データを経営判断に活かせていないという統計もあります。経営判断が経験や勘に頼りがちになっている現状に対抗し、データに基づいた経営へと転換することが求められています。そして、業務やデータが整理されていない状態では、効率的な経営が妨げられているのも事実です。
人材の獲得難
こうした背景には、経営企画の人材確保が難しいという問題もあります。特に地方企業は600万円を超える年収を提示する必要があり、中小企業にとって採用は一筋縄ではいきません。そこで、外付けの経営企画室のような形で、必要なタイミングで必要なだけ経営支援を受けることが重要です。
実務に踏み込むコンサルティング
本サービスの特長は、単なる「口だけのコンサルティング」に終わらない点です。事業計画の策定から業務の実行支援まで、現場で実際に手を動かしながら支援する実務的な伴走型のアプローチを提供します。
サクモフの理念
サクモフは「中小企業の直近課題を解決する」をミッションに掲げ、2021年に京都で設立された経営コンサルティング会社です。経済産業省から認定を受けた経営革新等支援機関でもあり、DX推進や業務改善など幅広い支援を行っています。特にGoogleツールの活用やDX化に力を入れ、各分野の専門家と連携することで、総合的な経営サポートを提供しています。コワーキングカフェ&バー「シゴトとアソビ」も運営し、地域の起業家支援にも力を入れています。
まとめ
「社長の右腕派遣」は、中小企業が抱える複雑な経営課題を解決する新たなチャンスです。必要な情報を整理し、経営企画を支援することで、効率的かつ効果的な経営を実現します。経営刷新を図りたい企業にとって、ぜひ注目したいサービスです。