リビングコーポレーションが8棟の新築RCマンションを取得しCASBEE Aランクを獲得

新たな環境基準クリア！リビングコーポレーションの挑戦

2024年度の新築RCマンションに関するニュースが、業界内外で注目を集めています。株式会社リビングコーポレーションは、8棟の新物件に対し、環境性能評価の「CASBEE建築評価認証 Aランク」を取得しました。これにより、同社の累計取得物件数は34棟に達し、持続可能な住環境への取り組みがさらに一層強化されています。

CASBEE Aランクとは？

CASBEE（建築環境総合性能評価）は、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センターが提供する評価制度で、建物の環境性能を評価・格付けする重要な指標です。Aランクは「大変良い」と評価され、室内の快適性や周辺環境への配慮が際立っています。この評価を受けることで、消費者に対し高い環境意識を示すことが可能になります。

quadorシリーズの特長

リビングコーポレーションの主力製品である「quadorシリーズ」では、2021年12月以降に着工した全32棟でCASBEE Aランクを取得しています。このシリーズは、全戸複層ガラスの利用や優れた断熱性能により、居住空間の快適さを提供し、冷暖房にかかるエネルギーの削減にも貢献しています。特に冬季の快適性を向上させるため、室内の熱が逃げるのを防いでいます。

環境性能向上のための先進技術

最近、リビングコーポレーションは、断熱性能を高めるために天井高への影響を抑える新技術の開発に成功しました。断熱材が厚くなることで天井高が下がるという従来の問題を解決し、居住空間の開放感を保ちながら、環境性能を向上させることができます。これに関する特許も出願中とのことです。

企業としての使命

リビングコーポレーションは、「賃貸マンションに、もっと住むよろこびを。」というパーパスを掲げ、賃貸住宅のプラットフォームを構築しています。家を「借りる」という選択をしたすべての人に、安全で快適な住環境を提供することが同社のミッションです。「quadorシリーズ」などの開発を通じて、住宅業界における環境課題の解決に資する活動を展開しています。