渋谷のオルタナティブスペース「Kura」で春画の新展覧会を開催

渋谷オルタナティブスペース「Kura」にて春画の新たな展示が始まる

東京・渋谷の新しいアートスポット「Kura」で、現代アーティスト兼子真一の展示『ゆめうつつ｜YumeUtsutsu』が開催されます。この展覧会は3月7日から21日までで、春画をテーマにした多様な表現が披露されます。

UltraSuperNewと「Kura」について

UltraSuperNewは、若者文化の発信地である原宿に誕生したクリエイティブエージェンシーです。2024年末には新しくリニューアルしたオルタナティブスペース「Kura」をオープンし、アートギャラリーとしても機能しています。これまでに3回の展示を行い、今回が第4回目の展示となります。

兼子真一のアートと「関係」

兼子真一は、春画に描かれる手足にインスピレーションを受け、「関係」というテーマで作品を制作しています。彼の作品は彫刻、絵画、ドローイングなど多岐にわたる表現方法を用いており、手足の絡まりを通じて人間関係や物事の結びつきを表現しています。

今回の展示『ゆめうつつ』では、夢と現実の境界があいまいになる瞬間がテーマにされており、意識と無意識、夢と現実の交錯を春画を通じて探求しています。このアプローチにより、日常生活の中に潜むさまざまな「関係」を再確認する機会を提供しています。

展覧会の詳細情報

展覧会は、火曜日から金曜日までの14:00〜19:00、土曜日は11:00〜19:00に開館しています。入場は無料で、日曜と月曜は休館日となります。また、3月7日（金）には19時から21時までオープニングレセプションも行われ、訪れる人々が作品の魅力を直接体験できる貴重な機会となります。

- 会期: 3月7日（金）〜3月21日（金）
- 場所: UltraSuperNew KURA（東京都渋谷区東2-6-18 エポック）
- 詳細: ULTRASUPERNEW GALLERY

兼子真一のプロフィール

兼子真一は、東京藝術大学でデザインを学び、卒業後もアートの世界で活動を続けています。彼は、浮世絵春画のモチーフを通じて、人間関係や物事の相互作用を探求し続けています。過去には数多くの展示を行い、その作品は国内外で幅広く評価されています。特に、春画の手足を描くことで「関係」の多様な側面を視覚的に表現しています。

UltraSuperNewのミッション

UltraSuperNewは、クリエイティブな作品を通じて若者文化を支えることに取り組んでおり、アジアを代表するインディペンデントクリエイティブエージェンシーネットワークの確立を目指しています。今後もアジアや世界各地での展開が期待される注目の存在です。

この新たな試みやアートの世界に興味を持っている方は、是非「Kura」の展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。