WorldLink＆Companyがエクセディの子会社に、ドローン業界の新たな展開へ

WorldLink＆Companyがエクセディの子会社化を発表

株式会社WorldLink＆Company（以下、WorldLink）は、ドローン業界において新たな一歩を踏み出しました。エクセディによる株式取得により、WorldLinkはエクセディの子会社として新たなビジネス展開を図ることになりました。この動きは双方にとって重要な戦略的決定とされ、ドローン産業のさらなる成長が期待されています。

背景

WorldLinkは、京都市に本社を構え、ドローンの販売や産業向けソリューションを提供している企業です。特に、「SkyLink Japan」というブランド名で様々なサービスを展開し、農業や測量などの分野での実績を築いてきました。しかし、近年の市場の変化に対応し、事業のさらなる成長を求めて、戦略的なパートナーシップの構築を模索していました。これに応じて、ドローン関連事業を手がけるエクセディが新たなパートナーとして選ばれました。

エクセディは、大阪府寝屋川市に本社を持つ企業で、ドローン推進システムの設計から製造までを手掛けるリーディングカンパニーです。自らの技術力と営業基盤を最大限に活かし、ドローンビジネスのさらなる拡大を目指しています。このため、WorldLinkの持つ知識と経験を取り入れ、国際的な市場でも通用する事業体制の構築が期待されています。

今後の展望

WorldLinkがエクセディの子会社となることで、両社の営業リソースを円滑に統合し、営業力の強化を図ります。「SkyLink Japan」の売上拡大を目指し、多様なサービスの提供を行う考えです。具体的には、ドローンの保守・メンテナンス、さらには中古機体の販売など、UAV（無人航空機）関連のバリューチェーンを強化し、高品質なサービスを提供することで、顧客満足度の向上を目指します。また、ソリューション事業の拡大にも力を入れ、農業や測量、計測、点検サービスの提供を強化していく予定です。

エクセディについて

エクセディは、駆動系部品の製造を手掛ける企業で、世界25ヶ国に拠点を持つグローバルな企業です。高品質な製品の提供を通じて、顧客に最高の価値を提供し続けています。提供する商品やサービスの品質向上への取り組みにも力を入れ、社会的責任を果たす企業としての姿勢を貫いています。

WorldLinkについて

WorldLinkは「技術とアイディアで、より良い未来を創る」をスローガンに掲げ、国内外でドローンを中心としたロボティクス商品やサービスを展開しています。2014年に設立され、近年では福島にドローン専門の総合サービスセンター「SkyLink Hangar福島」をオープンしました。ここでは、顧客がドローンをより活用できるよう、サポートを行っています。

この子会社化により、WorldLinkはエクセディの広範なネットワークを活用し、新たなビジネスチャンスを得るとともに、ドローン業界のさらなる発展に貢献していくことが期待されています。