IDグループがAIプロンプト大会を開催し新たな可能性を探る

IDグループがAI活用の未来を切り開く

IDグループは2024年12月18日に、社内プロンプト大会を開催しました。この大会は中期経営計画の一環であり、AI（人工知能）の利活用を全社的に促進するために実施されたものです。参加チームは9つに及び、各グループが業務におけるAIの新たな応用方法を探りました。

プロンプト大会の目的

大会の主目的は、生成AIを活用し、新しいアイデアや解決策を見つけることです。また、プロンプト技術を磨くことで、社内でのAI利用を一層活性化させる狙いもあります。参加チームは、株式会社インフォメーション・ディベロプメントが2023年に導入した対話型AIチャットボットサービス「ID AI コンシェルジュ」を利用し、新たな活用方法のアイデアを交えた実業務での効果を競い合いました。審査は、業界の専門家である株式会社ID AI Factoryの代表、黒住好忠氏らが担当。その評価軸には、フィッシングメールの検出や法令遵守のためのチェックリスト、採用関連文書の円滑化を目的としたテーマ設定が含まれました。

当日の模様

各チームは与えられた課題に取り組みながら、プロンプトを最適化すべく協力し合いました。その結果、総合賞が贈られた2つのチームのアプローチは特に注目を集めました。一方はAIにプロンプトを作成させる手法が評価され、もう一方は非常に実用的なテンプレートを駆使したプロンプト作成が称賛されました。

IDグループのAIへの取り組み

IDグループでは、AIを用いて業務プロセスの自動化を進めています。これにより、ヒューマンエラーを減少させ、業務のばらつきを解消することが可能になります。具体的なソリューションとしては、「ID AI コンシェルジュ」や「議事録生成AI」、さらには社長の意思を伝えるための「舩越社長AI」といったツールが挙げられます。これらのツール活用を推進することで、従業員がより創造的で価値のある業務に特化できる環境作りを目指しています。

今後もIDグループは、全体として持続可能な成長を追求し、従業員が充実感を持って働けるよう取り組んでいく姿勢を示しています。AIの可能性を探りながら、業務の未来も見据えた行動を続けていくでしょう。