SingleIDがMicrosoft Entra IDとの連携を強化!
株式会社SingleID(本社:東京都中央区)は、Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory)とのSCIM連携機能を新たに提供を開始したと発表しました。この連携により、SingleIDとMicrosoftのプラットフォームの相互作用を大幅に改善し、企業の認証プロセスを一層簡素化します。
新機能の概要
このSCIM連携により、企業はMicrosoft Entra IDで管理しているユーザーやグループ情報をSingleIDに自動で同期できます。これにより、Wi-FiやVPN認証を、従来必要とされていたオンプレミス認証サーバーなしで行えるようになります。企業はこれによって、既存の認証インフラをクラウドに移行し、運用負担を軽減できます。
課題解決の背景
多くの企業がMicrosoft Entra IDに移行したものの、Wi-FiやVPNの認証では依然としてNPS(Network Policy Server)や証明書配布サーバー(NDES)のようなオンプレミス環境が求められ、ID管理とネットワーク認証が分断されている状況でした。これにより、サーバーの維持管理や障害対応が情報システム部門の負担となっていました。
SingleIDはこの課題に対応するため、人手を介さず自動化されたクラウド型RADIUS認証基盤を提供することで、企業の利便性とセキュリティを両立させようとしています。
SCIM連携機能の主要な特長
1.
自動同期機能
Entra IDでのユーザー・グループ情報の変更がSingleIDに反映され、自動的にアカウントの運用が効率化されます。
2.
クラウドRADIUSによる認証
On-premise NPSを必要とせず、EAP-TLSやPEAPなど様々な認証方式に対応したクラウドRADIUSでWi-FiやVPN認証を提供。
3.
Intuneとの連携
Microsoft IntuneによるSCEP証明書プロファイルで、デバイスに証明書を自動配布し、手動設定を不要にします。
4.
ゼロトラストに基づくアクセス制御
ダイナミックVLANも対応可能なアクセス制御機能を提供し、安全なネットワーク環境を実現します。
導入のメリット
- - コストの削減: オンプレミスのサーバー運用を削減し、効率化が図れます。
- - システム部門の負荷軽減: 手動での証明書配布やアカウント更新の作業がなくなり、業務が簡素化されます。
- - セキュリティの強化: IDと証明書を組み合わせた安全な認証方式で、企業のネットワークセキュリティが向上します。
未来への展望
SingleIDは、2026年6月8日からこの機能を正式に提供予定であり、Microsoft Entra ID P1/P2環境に対応した形で利用できるようになります。また、今後もさまざまなセキュリティサービスとの連携を強化し、企業のクラウドシフトとゼロトラストセキュリティを後押しする認証基盤の構築を目指しています。
SingleIDについて
SingleIDは、クラウドベースの統合IDとネットワーク認証を提供しています。Microsoft Entra IDやIntuneとの連携により、Wi-Fi、VPN認証や多要素認証、証明書認証などを統合的に行います。その目的は、「安全でシンプルな認証をすべての組織へ」というミッションに基づいて通用性の高い認証環境を提供することです。