バタフライが支えるデフ卓球日本男女ナショナルチーム
卓球用品ブランド、バタフライを展開する株式会社タマスは、デフ卓球日本男女ナショナルチームの公式ウエアサプライヤーとして、2025年4月1日からサポートを開始しました。これは、デフ卓球における新たな挑戦を意味し、選手たちが競技するための環境を整えていく取り組みです。
デフ卓球とは、聴覚に障害のある選手たちが行う卓球で、ラリーのリズムやボールの扱い方において音は一切存在しません。そのため、選手たちは視覚と身体の感覚を駆使してプレーすることになります。多くの障害を克服し、卓球の特性を最大限に活かす彼らの努力は、私たちに大きな感銘を与えます。
バタフライが提供するのは、競技ウエアやトレーニングジャケットなど。デフ卓球日本男女ナショナルチームは、国内外の数々の国際大会で素晴らしい成績を残してきており、東京2025でのさらなる飛躍が期待されています。
デフリンピックとは?
デフリンピックは、耳が聞こえない・聞こえにくい人々を対象にした国際的な総合スポーツ大会であり、2025年には東京で特に重要な記念大会が開催されます。この大会は、デフリンピック100周年を迎え、日本で初めての開催となることから、国内外から大きな注目を集めています。
大会は2025年11月15日から26日まで行われ、卓球競技は11月18日から24日までの予定です。この大会を通じて、デフ卓球の認知度向上と競技者たちのパフォーマンス向上が期待されています。
タマス社の社長の意気込み
株式会社タマスの代表取締役社長である大澤卓子氏は、会社がデフ卓球日本男女ナショナルチームをサポートできることを誇りに思っていると述べています。
>「卓球という競技において『音』は重要な要素ですが、デフ卓球の選手たちはその音のない世界で競技されています。彼らの高い集中力と努力には敬意を表し、私たちもサポートを通じて貢献していきます。」
この強い思いをもって、選手たちがバタフライのウエアを着用し、東京2025で彼らの活躍を目指します。
株式会社タマスについて
タマスは、1950年に創業され、卓球用具の製造・販売を行っています。創業者の田舛彦介は「より良い卓球用具を作りたい」との思いからスタートしました。近年では、「Open the World」を合言葉に卓球の普及に力を入れています。また、卓球日本男女代表の公式サプライヤーにも就任しており、その品質の高さを世界的に証明しています。
バタフライブランドは、世界198カ国以上で利用され、多くの選手たちから支持されています。今後も、デフ卓球選手たちのパフォーマンス向上に寄与することを目指して、彼らを支える活動を続けることでしょう。
以上が、デフ卓球日本男女ナショナルチームと株式会社タマス、そしてバタフライの取り組みの概要です。彼らの未来に期待が寄せられます。