大学生向けビジネスコンテスト「Battle of Minds 2024」開催
BATジャパンが主催する、国際的なビジネスアイデアコンテスト「Battle of Minds 2024」が今年も開催されます。この大会は、大学生や大学院生を対象に、世界25カ国で行われ、アイデアを競い合うものです。参加者には、なんと優勝賞金として1,000万円が用意されています。
特別審査員は落合陽一氏
今年の日本地域ラウンドの特別審査員に選ばれたのは、メディアアーティストの落合陽一氏です。著名なクリエイターとして知られる彼は、10月28日に実施される日本地域ラウンドの最終選考及び表彰式において、審査を担当します。落合氏は自身の意気込みとして、「私が驚くような、見たこともない提案を待ってます」と述べています。この言葉からも、彼の期待の高さが伺えます。
落合陽一氏のプロフィール
落合陽一氏は1987年生まれで、2010年から作家としての活動を開始しました。彼の作品は、物の変換や質量への憧れをテーマにしています。また、筑波大学の准教授としても活躍しており、2025年に開催される日本国際博覧会のテーマ事業プロデューサーの肩書も持ちます。専門分野はヒューマンコンピュータインタラクション、バーチャルリアリティ、人工知能などで、特に音響やレーザーホログラムに関心を持っています。
「Battle of Minds」への参加方法
「Battle of Minds」では、今年の募集テーマが「ウェルビーイング&スティミュレーション分野におけるイノベーションを推進するアイデア」となっています。ウェルビーイングは健康な状態を指し、コロナ禍による健康意識の高まりを反映したテーマです。スティミュレーションとは、カフェインを用いた新しい感覚をもたらす製品群を指します。
参加者は、消費財における革新的なアイデアを考え、次のいずれかの課題から応募できます。ひとつは新しいブランドを提案する「プロダクト革命」、もうひとつは企業が新製品のアイデアを生成・検証するためのAIツールを考える「AI革命」です。
応募締切と過去の実績
日本地域ラウンドへの応募締切は、9月30日までです。これまでのBattle of Mindsではエネルギー、農業、廃棄物、ブロックチェーンなど様々な課題が出されています。また、過去の参加者の多くはBATでのキャリアをスタートさせています。2023年には、31カ国から5,000件のエントリーがありました。
BATについて
BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)は、1902年に設立された世界有数の消費財企業です。現在は、スモークレスな世界作りを目指し、紙巻たばこだけでなく多様な製品を展開しています。日本では1984年から事業を開始し、数多くのブランドを展開しています。詳細な情報は公式サイトで確認できます。
この機会に、自身のビジネスアイデアを試してみてはいかがでしょうか。