リタイアメント戦略
2025-03-31 12:21:06

新たなリタイアメント戦略「未来のわたし」シリーズの展開

リタイアメントビジネスの新たな挑戦



アセットマネジメントOne株式会社とティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社は、リタイアメントビジネスの未来に向けて新型ターゲット・イヤーファンド「未来のわたし」シリーズを展開します。日本では、NISAや確定拠出年金(DC)制度、個人型確定拠出年金(iDeCo)の改革が進行しており、金融経済教育や資産形成の重要性が高まっています。

日本における年金制度の現状



では、この「未来のわたし」シリーズがどのように利用されるのでしょうか?まず、日本では年金制度や資産形成に対する理解度に課題が残ります。多くの加入者が公的年金やDB(確定給付企業年金)、DC、預貯金など、自身の金融資産を把握しきれていないのが実情です。また、DC運用では低利運用に留まっている場合も多く、投資教育の重要性が増しています。

「未来のわたし」シリーズの特色



新型ターゲット・イヤーファンド「未来のわたし」シリーズは、ティー・ロウ・プライスが日本市場向けに独自に開発したグライドパスを基にしています。このシステムは、年齢に応じて資産配分を調整し、長期的な資産形成を効果的にサポートします。具体的には、若年層では株式投資比率を高め、老後に向けて債券比率を増加させる構造です。

リタイアメントビジネスの展望



アセットマネジメントOneは、金融資産の見える化や教育の高度化を目指し、生活プランに基づいた運用商品を提供します。これによって、加入者が安心して資産を運用できる環境を整えることを目指しています。また、資産配分のデザインには多様な資産クラスが含まれ、長期的に安定した投資を実現します。

日本特有のグライドパス設計



「未来のわたし」のグライドパスは、現役日本人加入者の実態に基づく詳細なデータから設計されています。年金制度や文化、消費性向の違いを反映させ、米国とは全く異なるアプローチで資産配分を調整しています。具体的には、高齢期の年収が低下する日本の特性に対応し、リスク資産投資の必要性を見直しています。

資産配分のイメージ



「未来のわたし」シリーズでは、ティー・ロウ・プライスのアクティブ運用戦略を取り入れた長期分散ポートフォリオを構築します。この戦略によって、加入者の将来の購買力を維持しつつ、資産寿命の延長を図ります。各ファンドは年齢によって異なり、2035年から2070年まで、世代ごとのターゲットを設定しています。

このように、「未来のわたし」シリーズは、日本の現役世代の加入者に寄り添うファンドとして、安心して運用に任せられるリタイアメント商品を提供していきます。私たちは、加入者にとって最適な資産管理を実現するため、引き続き努力していきます。


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会社情報

会社名
アセットマネジメントOne株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング
電話番号
03-6774-5000

トピックス(経済)

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