NTT DATA、スペインとのビジネス関係を強化
NTT DATA, Inc.が在日スペイン商工会議所が開催する「Spain Japan Business Contribution Awards 2022」を受賞しました。この賞は、日本とスペインのビジネス活動の成功を称えるもので、特に重要なイベントとして位置づけられています。
スペインと日本のビジネスの架け橋
この授賞式は、東京エディション虎ノ門にて開催され、NTT DATAの代表取締役社長兼CEO、西畑一宏氏が受賞を果たしました。スペイン商工会議所(SpCCJ)が設立したこの賞は、2016年から行われており、今年で第7回目を迎えます。NTT DATAは、スペインとの商業関係における重要な貢献を称えられた理由として、主に以下の四つの分野が挙げられています。
- - スペインへの直接投資
- - デジタルトランスフォーメーションの推進
- - ヨーロッパ及びラテンアメリカ市場へのアクセス提供
- - 高品質な雇用の創出
NTT DATAのスペインに対する取り組み
NTT DATAは2014年にマドリッドのeveris Groupを買収し、スペイン市場への進出を強化。その後、2021年にはNTT DATA EMEAを設立し、everis Groupとの統合を進めました。現在、彼らは約38,000人の従業員を抱え、30億ユーロの収益を上げています。
また、2022年には新たにマドリッドにデータセンターを開設しました。このセンターは高い可用性を誇り、様々な企業にITインフラを提供する役割を果たしています。
革新とコラボレーション
NTT DATAは、スペインの企業と連携し、5GやAIを基盤とした革新的なアプリケーションを開発しており、スペイン経済のデジタル化に寄与しています。また、同社は多様性や包括性に関するポリシーを強化し、働きやすい企業として7年連続で評価されています。
受賞式では、スペインの美食を楽しむディナーも用意され、参加者は盛大な祝賀の夜を楽しみました。このディナーには、エキストラバージンオリーブオイルやスペインの高品質なカヴァやワインが振る舞われました。
受賞の意義
西畑氏は受賞にあたり、「この名誉ある賞を受賞でき、大変光栄です。NTT DATAにとって特別な年に受賞したことを大変嬉しく思います。私たちは引き続きスペインとこの地域でのビジネス拡大に貢献していきたい」とコメントしています。
今回の受賞は、NTT DATAがいかにスペインとの関係を重視し、成功に向けたビジョンを持っているかを示すものです。また、歴代のSJBCA受賞企業にはRakutenやJapan Airlinesなどがあることから、NTT DATAもその仲間入りを果たしました。
今後もNTT DATAのスペインでの活動から目が離せません。彼らのデジタルトランスフォーメーション能力は、両国のビジネス関係をさらに深化させることでしょう。
結論
NTT DATAの「Spain Japan Business Contribution Awards 2022」の受賞は、両国のビジネス関係がより強固になったことを示しています。今後の発展に期待が寄せられています。