日本の保育教育を改革する新たな舞台「園長大学® 保育士大学」
2024年4月1日、東京都渋谷区に本社を置く株式会社日本福祉総合研究所が、待望の「園長大学® 保育士大学」を開校します。この新しい大学は、日本全国の保育士や園長を対象に、現場で必要な知識とスキルを提供することを目的としています。
なぜ新しい大学が必要なのか?
多くの保育現場では、従来の教育スタイルが維持されており、時代の変化に適応できていない現状があります。このままでは、未来を担う子どもたちのための質の高い教育が提供できないのではないかという懸念が高まっています。これに対抗するためには、全国の園長や保育者が新たな知識と技術を習得し、教育内容を更新する必要があります。特に、育成の役割を担う大人自身が「生きる力」を身に付けることが重要です。
園長大学での学びの内容
園長大学® 保育士大学では、On-Demand授業とスクーリング、個別相談の3つのプログラムが用意されています。
1.
オンデマンド授業:このプログラムでは、リアルタイムの講義だけでなく、300本以上の動画コンテンツが提供されます。これにより、利用者は自分のペースで学んだり、特別なノウハウを習得することが可能です。授業内容は、インクルーシブ保育や性教育、食育、危機管理など多岐にわたります。
2.
スクーリング:実践的な学習を促すため、リアルな環境での研修や視察が行われます。ここでは仲間とつながり、共同で学ぶことを重視しています。時には宿泊型の研修も実施します。
3.
個別相談:各法人や自治体の保育に関する特有の課題や困りごとに対して、専門家が直接支援します。ここでは経営課題や人材育成、研修計画立案など、具体的な相談が受けられます。
園長大学の理念と目的
「園長大学® 保育士大学」は、持続可能で質の高い保育を実現するためのプラットフォームです。この機関を通じて、日本の保育士と園長は、教育の在り方を共に考え、更新していくことが期待されています。近年、保育環境の変化が多く見られ、人々の意識も進化していますが、制度や教育現場が同じままでは、変化には結びつきません。
受講の仕組みと価格
園長大学® 保育士大学は、保育園や認定こども園を運営する法人や自治体を対象にしています。料金は、14万4000円(税抜き)からとなり、講座ごとに異なります。
お問い合わせについて
詳細情報は公式ウェブサイトをご覧ください。興味を持った方は、ぜひサイトの右上から「お問い合わせ」へ進んでください。
公式ウェブサイト
結びに
保育は私たちの未来を育てる重要な役割を担っています。その質を向上させるための新しい取り組みとして、「園長大学® 保育士大学」の設立を心待ちにしています。このプログラムの普及により、日本全体の保育環境が向上することを期待しています。
情報の更新や今後の展開にご注目ください。