Jackeryが家庭用エネルギーマネジメントを進化させる
ポータブル電源やソーラーパネルのリーダー的存在であるJackery(ジャクリ)が、新たな取り組みを発表しました。2026年6月23日から25日にかけて、ドイツのミュンヘンで行われる「Intersolar Europe 2026」展で、AIを活用した家庭用エネルギーマネジメントシステム「Jackery Ark AI EMS」を紹介します。このシステムは、太陽光発電量や電力需要を常に予測し、最も効率的に電力を使用できるように自動で調整を行います。
家庭のエネルギー管理が変わる
Jackeryは、テーマを「Power All, Power Smarter」と掲げ、さまざまな製品を「Jackery Ark AI EMS」で統合。これにより、家庭でのエネルギー管理が「受動的な使用」から「能動的な最適化」へと進化します。世界的な動向として、家庭用のクリーンエネルギーへの関心が高まる中、特に日本では多くの家庭が「卒FIT」(固定価格買取制度の終了)を迎え、自宅での電力消費に注目が集まっています。
「Jackery Ark AI EMS」は家庭ごとの電力使用の違いを考慮し、AIによる予測・自動制御を通じて、電力利用の最適化を図ります。
先進的な技術と機能
1. 予測と自動最適化
このシステムの主要機能の一つは、AIによる24時間の電力データの予測と、それに基づく充放電の最適化です。例えば、夜間など電力料金が安い時間帯に充電し、高い時間帯には放電することで、家庭の電気代を削減します。ユーザーはモードを「電気料金最適化」、「自家消費」、「バランス」の3つから簡単に選択可能。その結果、太陽光を利用した場合は最大で75.2%の節約が期待できます。
2. モニタリングと手動操作
Jackeryアプリでは、太陽光発電、蓄電、家庭内消費、系統電力のすべての情報を一元管理できます。リアルタイムで状況を確認し、必要に応じてモードの切り替えも可能です。もしユーザーが手動で設定を変更しても、システムは約2時間後に自動最適化に戻ります。
3. 停電時の安心
悪天候の影響を考慮し、このシステムは事前に電池を充電し、停電発生時には冷蔵庫や通信機器が利用できるよう電力を供給します。インターネット接続が不安定でもローカルデータを保持するため、安心して使用できます。
バルコニー型蓄電システムとの連携
新しいバルコニー型ソーラー蓄電システム「Jackery SolarVault 3」シリーズが「Jackery Ark AI EMS」と連携します。このバッテリーシステムは、蓄電容量が2.52kWhから15.12kWhまで拡張可能で、さまざまな住宅環境に対応します。既存の太陽光発電システムに後付けできるモデルもあり、導入の自由度が高いです。
Jackeryの未来展望
Jackeryは今後も家庭用エネルギーのエコシステムの普及を目指します。今回発表された「Jackery Ark AI EMS」は、家庭用エネルギー管理に革新をもたらし、これまでのポータブル電源にとどまらない新たな価値を提供することでしょう。私たちは、持続可能な未来を築くために、最先端のエネルギーソリューションを提供し続けます。
会社概要
Jackeryは2012年、カリフォルニア州で誕生しました。「持続可能なエネルギーのある社会」を目指し、以来多くの革新を続けています。ポータブル電源やソーラーパネルの販売を行い、日本市場へも2019年に参入し、以来7年連続で売上No.1を達成しました。未来へ向けて、Jackeryはエネルギー管理の新たな潮流を開く存在であり続けます。