NTTドコモビジネスグループ サステナビリティレポート2025
2025年11月13日、NTTドコモビジネス株式会社は「NTTドコモビジネスグループ サステナビリティレポート2025」を公表しました。このレポートでは、2024年度における同社のサステナビリティへの取り組みが詳しくまとめられています。
NTTドコモビジネスのビジョン
NTTドコモビジネスグループは、持続可能な社会を築くために、企業や地域が自律的に成長することが重要だと考えています。この理念をもとに、地域社会や企業と協働しながら環境問題の解決と持続可能な成長を目指す活動を展開しています。本レポートでは、「サステナビリティ基本方針」に基づき、具体的な取り組みが紹介されています。
サステナビリティの4つの柱
本レポートは、NTTドコモビジネスグループのサステナビリティ基本方針に基づく4つの重点領域、すなわち「社会」「環境」「人材」「ガバナンス」に沿って構成されています。各分野における具体的な活動と、ステークホルダーのニーズに応えるための多岐にわたる取り組みが掲載されています。
社会課題解決の事例
このレポートでは、社会のサステナビリティを実現するための具体的な解決事例が5つ紹介されています。以下はその概要です:
1.
森林価値創造プラットフォーム「森かち」:森林由来のJ-クレジットの創出から、審査、購入に至るまでを一貫してサポートします。
2.
脳の健康チェック:認知症の不安を軽減するため、利用者が電話で脳の健康状態を確認できるサービスです。
3.
陸上養殖ICTプラットフォーム:地域の活性化を目指すNTTアクアの設立により、地域創生の支援を行います。
4.
Digital BPO®の提供:労働人口の減少に対抗するため、生産性向上を実現します。
5.
自動運転バスの実証実験:「HOKKAIDO IOWN CAMPUS」内で実施された、陸上の新しい移動手段をテストする取り組みです。
環境への取り組み
環境分野では、脱炭素や循環型社会の実現を目指しており、自然との共生や環境汚染の防止に努めています。これらの活動が環境負荷軽減に寄与し、経済発展との両立を図っています。
人材育成とガバナンス
人材面では、ダイバーシティやインクルージョンの推進を通じて社員のWell-being実現に向けた施策が採用されています。また、ガバナンスに関しては、サステナブルな未来の実現に貢献するため、コンプライアンスの遵守およびリスクマネジメントの強化に取り組んでいます。
レポートの入手方法
このレポートは、NTTドコモビジネスの公式ウェブサイトからダウンロード可能です。日本語版のPDFは
こちら、英語版の公開は2025年3月を予定しています。リンクは公式サイトで発表されます。
NTTドコモビジネス株式会社は、2025年に「NTTコミュニケーションズ株式会社」から社名を変更しました。今後も産業や地域のDXを通じて、幸福な社会の実現に向けた取り組みを展開していくことでしょう。