高槻市立第一中学校の芦田駿斗さんが全国大会で銀賞を受賞
高槻市立第一中学校の2年生である芦田駿斗さんが、8月1日に神奈川県で開催された「第57回カワイピアノコンクール全国大会」のBコースで銀賞を受賞しました。彼は全国1249人の中から見事に第3位という成績を収め、その努力と才能が高く評価されました。
ピアノへの出会いと成長の歴史
芦田さんがピアノに興味を持ったのは幼い頃、地元の幼稚園で先生が演奏する姿を見たことがきっかけでした。これに触発され、4歳からピアノを習い始め、彼の音楽の旅がスタートしました。彼はこれまで数々のコンクールで優秀な成績を残し、2018年にはグレンツェンピアノコンクール全国大会で優秀賞を獲得するなど、着実に実力を積み上げてきました。
競技に向けた練習と努力
今回は、コンクール前に高槻城公園芸術文化劇場の太陽ファルマテックホールを借りて練習を行うとともに、曲中に登場する太鼓の音をピアノで表現するために、実際に太鼓を叩くという独自の工夫を重ねました。このような努力の成果が実を結び、全国大会での成功に繋がったのです。
コンクールでの演奏内容
全国大会では、課題曲である小林佳子の「J.Sを前に…」と、自由曲としてシベリウスの「5つの小品Op.75より第5曲『樅の木』」、さらに「10の小品Op.24より第3曲『カプリス』」の2曲を演奏しました。彼の演奏に対する評価は非常に高く、特に「美しくドラマティックに弾けていた」との評判がありました。また、難易度の高い曲をテンポや呼吸に注意を傾けながら演奏する姿勢も称賛されました。
市長への報告とこれからの夢
コンクールの後、高槻市役所を訪れた芦田さんは、表彰の際に自分の名前が呼ばれた瞬間の感動を語りました。濱田市長も彼の偉業を称賛し、「市としても誇りに思います。さらなる飛躍を期待しています」と今後の活躍に大きな期待を寄せました。
まとめ
芦田駿斗さんの成績は、高槻市にとっても重要な地域の誇りであり、彼の音楽の旅はこれからも続いていきます。今後の彼の活動から目が離せません。音楽に対する情熱を持ち続け、さらなる高みを目指していく彼に期待しましょう。