NTTテクノクロスが提供する新たな一手
NTTテクノクロス株式会社が、自社のPCセキュリティ点検ツール「mieten」に新機能を追加したことを発表しました。この新バージョンは2025年4月23日から提供され、リモートワークを行う際のPCのセキュリティをリアルタイムでチェックできる機能が搭載されています。
背景
近年、サイバー攻撃は巧妙になり、特にソフトウェアの脆弱性を狙った攻撃が増加しています。このため、企業はソフトウェアのバージョン更新を含む迅速なセキュリティ対策が求められています。「mieten」はこの課題に応えるため、2024年7月から提供を開始し、PCのセキュリティ点検を自動化し、管理者の業務負担を軽減することに成功しています。
このたび、リモートワークや出張中に使用するPCのセキュリティ管理を強化したいというニーズに応じ、新機能を追加。従来、社外で使用するPCは社内ネットワークに常時接続されないため、ウイルス感染や脆弱性のリスクが高まりがちでしたが、リアルタイム点検機能により、社内ネットワークに接続する前に問題を把握・修正できるようになります。
新機能の特長
ここで、今回の新機能の特長を詳しく見ていきましょう。
1. リアルタイム点検の実現
リモートワークや出張時に使用するPCのOSの更新状態やソフトウェアの設定をリアルタイムでチェックすることができます。点検結果から不適合項目を確認し、迅速に修正が可能。これにより、未修正のままリスクを放置することを防ぎます。
2. 見える化されたダッシュボード
管理対象のPCのセキュリティ点検結果をユーザーの所属部門やセキュリティ項目ごとに集計し、視覚的にわかりやすく表示します。社外で使用するPCの点検結果も即座に反映されるため、管理者は常に最新の点検状況を把握できます。
3. 柔軟なセキュリティ点検項目の設定
企業のセキュリティポリシーに応じて、点検項目を自由に追加や削除が可能です。また、企業ごとに特定の端末に対して個別に点検項目を設定することもでき、カスタマイズ性が高まっています。
企業のさらなるサポート
NTTテクノクロスは、今後も顧客のニーズや時代の要請に応じて機能を拡充し、企業のセキュリティ対策を強化していく方針です。具体的な価格については環境や構成によって異なるため、問い合わせが必要です。
「mieten」とは
「mieten」は、PCのセキュリティ設定を自動でチェックし、その実施状況をWebで見える化するツール。専用のダッシュボードを通じて、効率的なセキュリティ監査を実現し、IT統制を強化します。詳しくは公式サイトで確認できます。
NTTテクノクロスの「mieten」公式ページ
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日々進化するサイバーセキュリティの世界において、企業の情報保護が非常に重要です。NTTテクノクロスの「mieten」は、PCのセキュリティ点検をさらに強化し、企業が安心して業務を行える環境づくりに貢献していきます。