新たな防災ソリューション提供の幕開け
株式会社ショーケース(東京都港区、代表取締役社長:平野井順一、証券コード:3909)は、資本業務提携先である株式会社WAVE1(東京都杉並区、代表取締役:吉村拓也)と協力し、三井住友海上火災保険株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:舩曵真一郎)との新たな業務提携を発表しました。この取り組みは、企業と顧客を繋ぐDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるものであり、お客様に対してより安全な防災ソリューションを提供することを目的としています。
防火管理AI診断とは
この新しい「防火管理AI診断」サービスは、マンションやオフィスビル、工場などの火災対策が必要な施設に特化した診断サービスです。WAVE1が開発したこのサービスは、各建物の防火防災能力をスコア化し、より最適な対策を提案します。この診断により、防災対策の重要性を可視化し、火災保険や安否確認サービス、さらには非常用の防災グッズの提供などに繋がるでしょう。
このサービスはショーケースのクラウドインテグレーション事業部とWAVE1の共同によって開発されたものであり、顧客にとっての利便性を最大化する内容です。特に、消防設備の点検結果や建物の用途および収容人数の情報をもとに、リスク評価を行うことで、各企業の特性に答えた最適な保険を提案します。
協業の背景
最近、日本国内では倉庫や工場での大火災が相次いでおり、その損害額は200億円を超える事例もあります。しかし、これまでのところ、効果的な災害リスク把握や対策手法が不足していました。これを解決するために、WAVE1はショーケースと協業し、「防火管理AI診断」を開発しました。このサービスにより、建物毎の災害リスクが明らかにされ、バランスの取れた防災計画が実現することが期待されています。
くわえて、三井住友海上の保険プランに基づく「補償前後のソリューション」という新たな提案も開始され、事故の発生から取り組むべき「予防」と損害後の「リカバリー」を支援します。これにより、企業は安心して業務を行うことが可能となるでしょう。
今後の展望
ショーケースは、この協業を通じて防災に関連する「不」を解消し、DXを促進していく考えです。多くの企業や施設にこのサービスが広がることによって、さらなる防災意識の向上が期待されています。今後もショーケースは、地域社会に貢献し、各業界でのデジタルトランスフォーメーションをサポートするべく、様々な事業を展開していきます。
詳しい情報やお問い合せは、ショーケースの最新のコーポレートサイトを訪れて確認してください。