新たな接続技術「バイメタルスプライス」の紹介
パンドウイットコーポレーションが、既存の銅配線とアルミ配線を接続できる「バイメタルスプライス」の販売を開始しました。この新技術は、特に太陽光発電施設や電力インフラにおいて注目を集めています。これは、昨今の銅線の盗難問題に対して、アルミ配線の導入が進む中での有効な解決策となるでしょう。
バイメタルスプライスの特長
「バイメタルスプライス」は、銅とアルミを直線接続可能な端子です。これにより、既存の銅線システムを維持しながら、アルミ配線の利点を享受することができます。具体的には、以下のような特長を備えています:
- - 多様なサイズ展開: 38㎟から325㎟の7種類のサイズが用意されており、さまざまなニーズに対応可能です。
- - 優れた接続性能: アルミ線と銅線が圧縮接合されているため、電気抵抗を低減し、接続の安定性を保ちます。更に、接続部が空気や水分から守られています。
- - 酸化防止機能: 表面の酸化物生成を防ぐための酸化防止剤が添加されており、接続部の長寿命化にも寄与しています。
社会問題への対応
最近、太陽光発電施設では銅線の盗難が相次いでおり、この問題への対策は急務です。銅よりも低コストかつ軽量なアルミ配線を使用することで、より効果的な盗難対策が可能となります。バイメタルスプライスはその一助となり、施工面でも優れたメリットを発揮します。
簡単な作業手順とサポート
パンドウイットの公式サイトでは「アルミ端子・バイメタル」の特集があり、製品の具体的な特長や仕様に加え、作業手順やチラシ、ユーザーガイドも提供されています。さらに、ユーザーからの問い合せやデモのリクエストも受け付けているため、安心して導入を検討することができます。
パンドウイットの歴史と展望
1955年に創業したパンドウイットは、問題解決への情熱を持って、企業のニーズに応える革新的な技術を提供してきました。データセンターや通信施設、工場、オフィスにおいても、その最先端のソリューションが役立っています。今日、世界中に112拠点を持つパンドウイットは、顧客のビジネスをサポートし、成長に寄与し続けています。
今後も、バイメタルスプライスを通じて新たな接続ソリューションを提供し、業界に革命をもたらすことでしょう。