脱炭素社会を目指す!GXセミナーの開催
2025年6月13日、富山県が主催し、ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行が事務局を務める「脱炭素社会を生き抜くためのGXセミナー」が開催されました。このセミナーは、地域企業や自治体がカーボンニュートラルの実現に向けた課題と取り組み方を共有し、グリーントランスフォーメーション(GX)の実践的な知見を提供することを目的としています。
講師として登壇したのは、炭素会計のリーダーであるパーセフォニAI INC.の高野惇氏。彼は「企業が脱炭素社会を生き残るためのヒント」というタイトルで、最新の脱炭素に関する動向や政策、企業が取るべき具体的なアプローチについて講演を行いました。この講義では、企業が直面する環境問題に対してどのような戦略を立てるべきか、特にGX推進の重要性が強調されました。
セミナーの後半には、パネルディスカッションが行われ、地域の代表的な企業が集まり、GXの推進にはどのような具体的な取り組みが必要か、また今後の展望について意見交換が行われました。このディスカッションでは多角的な視点から意見が飛び交い、参加者は熱心に耳を傾ける姿が見られました。
高野氏は、「GXの推進は、地域社会や企業にとって不可欠な課題です。今回のセミナーを通じて、脱炭素社会の実現に向けた具体的なアクションや戦略を多くの方々と共有できたことを大変嬉しく思っています。今後も地域企業との協力を深めながら、持続可能な社会の実現に向けて全力を尽くしていきます」と語りました。
パーセフォニは、気候変動管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)のパイオニア企業として、企業や金融機関が国際的な炭素会計基準に対応できるようサポートしています。彼らの提供するSaaS型ソリューションは、高い信頼性と透明性をもって気候変動に関する情報開示業務を行うことを可能にします。パーセフォニは、炭素管理を一元化することで、企業が従来の経理業務と同じ厳格さで炭素会計を進めることを目指しています。
今後もパーセフォニは、北陸銀行や地域企業と連携を図りながら、GXの取り組みを支援し、地域社会の持続的な発展に寄与していく意向です。このセミナーの開催は、脱炭素社会実現に向けた大きな一歩であり、地域の活性化にも貢献する重要な機会となりました。参加者からは、環境問題についての関心が高まったとの声が多く、今後のさらなる取り組みに期待が寄せられています。
最後に、パーセフォニの活動と理念に興味を持たれた方は、公式サイト(
persefoni.com)を訪れてみてください。気候変動に対する取り組みや、実践的なソリューションが多数紹介されています。