家族で推し活の実態
2025-06-12 14:29:18

家族一緒に楽しむ推し活、実態調査で明らかにされた驚きの今

家族で楽しむ「推し活」の実態



最近、趣味や関心を持ったキャラクターやアイドルなどへの熱いサポートを意味する「推し活」が広まりを見せていますが、特に注目すべきはその活動が家族にまで広がっている点です。株式会社CDGと株式会社Oshicocoの共同運営する「推し活総研」では、2025年に実施された「家族推し活実態アンケート調査」の結果を公表しました。この調査によって、家族で推し活を行っている日本の現状が明らかになりました。

調査の概要



アンケート調査は2025年6月5日から6月8日までの間、15歳から69歳の日本在住男女を対象に実施され、合計11,505名の回答を得ました。それでは、調査結果の主なポイントを見ていきましょう。

家族で推し活を楽しむ人々



調査によると、推し活を行っていると答えた人のうち、なんと26.4%が「家族で推し活」を実践していると回答しました。これは推し活を行う人口の4人に1人以上が、家族と共にその活動を楽しんでいることを示しています。特に親と子の関係が多く、世代を超えて推し活が行われている様子が伺えます。お互いの活動に影響しあい、共に楽しむ時間が増えているのです。

消費額の格差



さらに、面白いのは消費額の違いです。家族で推し活をしている人の年間消費額は368,461円。一方、自分一人だけが推し活をしている人の消費額は133,393円で、なんとその差は2.8倍にもなります。家族全体でキャラクター商品や関連イベントへ出かける際の支出が多くなることが影響しているのでしょう。

推しジャンルの多様性



家族で推し活を楽しむ人々の中で特に人気が高いジャンルは「アニメ・マンガ」、「国内男性アイドル」、「ファンシーキャラクター」などです。これらは家族揃って楽しめる内容が多く、親子で一緒に楽しむことで絆も深まっているようです。実際に「リビングで一緒にアニメを観る」ことが、家族みんなの共通の話題や楽しみとなっているのです。

プレゼント市場への影響



調査では、家族が誕生日や記念日に「推し関連商品」を贈り合うケースも見られました。およそ20%の家族推し活をしている人が、このような贈り物をしていると答えています。今後、この傾向がさらに広がり、特別な日を祝う方法として「推し」を通じたプレゼントが増える可能性があります。

幸せを感じる時間



推し活が家庭内にもたらすプラスの影響も無視できません。家族で推し活をしている人々の74.9%が「前向きになれた」と回答し、69.9%が「幸せを感じる時間が増えた」と答えています。このことは、推し活動が家族の関係性を改善し、コミュニケーションを促進する一因となっています。推し活という共通の活動を通じて、家族の絆がより深まるようになります。

推し活総研の公式noteでは、調査の詳細結果や、実際に家族で推し活を楽しんでいる方へのインタビューも掲載されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。今後も、推し活の文化やその社会的影響についての研究が続けられることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社CDG
住所
東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル18階
電話番号
03-6858-3910

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