水族館の新たな景観、「東京よみうり水族館」
2027年夏、東京都稲城市に「東京よみうり水族館」がグランドオープンします。この新しい水族館は、読売新聞東京本社、読売巨人軍、そしてよみうりランドと連携したプロジェクトの一環として建設中です。また、同時に飲食施設も営業開始を予定しており、球場と水族館が一体となったユニークなレジャーエリアが誕生します。具体的には、2025年春に先行オープンする「ジャイアンツタウンスタジアム」を中心に、多摩川の恵みをテーマにした水族館が展開されます。
「東京よみうり水族館」の特徴
この水族館は、人工海水を使用した内陸型で、地下1階から地上3階までの建築構造となります。総面積は約9,874平方メートルで、350種類以上、4万点もの生き物が展示される予定です。館内は、訪れる人々が生き物たちと同じ時間を共有できることを目的としたデザインです。多摩川から連なる水のストーリーが心に響くような展示内容が期待されています。
エントランスを入ると、かわいいコツメカワウソが訪れる人を迎え、館内にはペンギンやクラゲなど、様々な生き物たちを間近で観察できる10のエリアがあります。特に「アシカの楽園」と呼ばれる展示エリアでは、アシカたちがアザラシたちと共に伸び伸びと暮らす姿を楽しむことができます。また、深海エリアでは、1967年にフランス政府から寄贈された日本初のシーラカンスの標本も展示される予定です。
最先端の水中トンネル
特筆すべきは、サンゴの海をテーマにした大水槽です。高さ約7メートル、幅約13メートルの巨大水槽では、360度見渡せる透明な海中トンネルが設けられ、訪れる人々はまるで海の中にいるかのような体験ができます。大水槽の中には「ドロップオフ」と呼ばれる自然の海の様子を再現した部分が設けられ、豊かな海洋生態系を感じることができます。アクリルドームでは、周囲の海の景観が一望でき、没入感を体験することが可能です。
サンゴ礁の保護活動
近年、地球温暖化によってサンゴ礁が消失する現象が続いており、これを受けて読売ランドは沖縄県とも協力し、サンゴ礁の保全活動を行っています。水族館内でもサンゴの養殖や教育活動を展開し、未来の海を守る取り組みを紹介する予定です。
球場一体型のユニークな体験
東京よみうり水族館は、全国でも珍しい球場一体型の水族館です。ジャイアンツタウンスタジアムと接続されており、野球観戦と水族館訪問の両方をまとめて楽しむことが可能です。水族館の3階には「多摩川エリア」が設けられ、実際に多摩川に生息する生き物の展示や、川のせせらぎを感じながら生き物を探す体験ができるエリアも整備されています。
飲食施設「G-TOWN TABLE」
また、同時に開業予定の飲食施設「G-TOWN TABLE」は、訪れる全ての人々に洒落た食事体験を提供します。施設は水族館と直結しており、屋外にはスタジアムの景色を一望できるカフェが設けられ、居心地の良い空間が広がります。これにより、昼間は水族館での探索と共に飲食を楽しみ、夜はスタジアムでの試合観戦に繰り出すといった楽しみ方が可能となります。
最後に
「東京よみうり水族館」と「東京ジャイアンツタウン」は、地域の文化とエンターテインメントを融合させた新しいスポットとして、多くの人々にウォーターアクティビティやスポーツ体験を提供する夢の場になることが期待されています。今後の進捗にも注目が集まります。