ケニアのマスク支援
2020-11-06 10:00:05
ケニアの教育支援プロジェクト『Masks for Schools』が新目標に挑戦中!
ケニアにおける学生支援の新たな取り組み
新型コロナウイルスの影響が続く中、ケニアでは学生たちが厳しい状況に直面しています。特に農村部に住む学生は、経済的な理由からマスクを手に入れることが難しく、学校の再開が望まれながらも防疫対策が不十分なことが懸念されています。そこで立ち上がったのが、ケニアのボメット郡における教育支援プロジェクト『Masks for Schools』です。
このプロジェクトでは、感染症対策のために布マスクや消毒液を提供することを目的としています。具体的には、社会的に弱い立場にいる女性や若者への技術支援を行っているNGOにマスクを発注し、農村部の11校に寄贈します。プロジェクトのスタートは2020年8月で、目標金額は100万円です。しかし、このプロジェクトには経済的支援だけではなく、持続可能な雇用の創出も盛り込まれています。
プロジェクトの背景と目標
ケニアでは2020年3月から学校が閉鎖され、多くの学生が教育を受ける機会を失っています。特に経済的に厳しい地域に住む学生は、マスクを手に入れることすらできないため、教育環境が脅かされています。このプロジェクトでは、以下の3つのゴールを設定しました。
1. 社会的に不利な立場の女性や若者の雇用を創出すること
2. 農村部の学校にマスクと感染予防対策物資を提供すること
3. 日本とボメット郡をつなぐ架け橋となること
第一弾の成功と新たな挑戦
10月12日には、進級年次の学生が学校を再開する際に必要なマスク2500枚と消毒液を現地に配布することができ、目標金額の第一段階として55万円を達成しました。この取り組みに多くの感謝の声が寄せられています。
さらに、2021年1月には残りの8学年も学校を再開予定で、ネクストゴールとして追加のマスクと消毒液の調達を目指します。これに加え、手洗い場が不足しているため、手洗いタンクの寄贈も計画されています。
新たなリターンの登場
プロジェクトでは新たにリターンを追加し、2021年1月のプロジェクト終了後にフリージャーナリストの大津司郎氏による報告会を開催します。この報告会では、ケニアの現地事情や、NGOによる女性エンパワメントの取り組みについて共有します。
プロジェクトの運営チーム
『Masks for Schools』の運営団体は、ケニアとアフリカ各国をつなぐ社会課題改善に取り組むTrouce Kenya limitedと、日本の地方商品の販路開拓を行う株式会社マイコエンタープライズです。両社は共に、持続可能な社会の実現を目指しています。
結論
このプロジェクトは、困難な状況にあるケニアの学生たちへの支援だけでなく、持続可能な雇用を生む取り組みでもあります。皆様のご支援により、感染症対策を強化し、来年1月には全ての学校での教育再開が実現することを目指します。今後も変わらぬご協力をお願いします。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マイコエンタープライズ
- 住所
- 東京都中央区銀座7-13-6サガミビル2F
- 電話番号
-
03-4455-2140