マウザー、村田製作所のType 2FRトライラジオモジュールを取り扱い開始
マウザー・エレクトロニクスは、村田製作所の最新製品、Type 2FR型ホストレスWi-Fi 6 + Bluetooth LE 5.4/802.15.4トライラジオモジュールの取り扱いを始めました。この革新的な製品は、スマートホームや産業用オートメーション、ゲームコントローラ、さまざまなスマートアクセサリに向けて設計されており、紹介する第2フロアで業界の最前線に立つことを目指しています。
Type 2FRモジュールの特徴
村田製作所のType 2FRモジュールは、NXP製RW612ワイヤレス・マイクロ・コントローラを基にしています。このモジュールは、260MHzで動作するArm Cortex-M33コア(TrustZone搭載)、1.2MBの高速SRAM、そしてオンザフライ復号を可能にするQuad SPIインターフェースを備えているため、デュアルバンドWi-Fi 6やBluetooth Low Energy (BLE) 5.4、IEEE 802.15.4、さらにはEthernetをサポートします。
「Hostless」という特性を持つこのモジュールは、追加のマイクロコントローラを必要とせず、コンパクトな基板スペースとコスト削減に寄与します。さらに、超小型のサイズ(12.0×11.0×1.5 mm³)により、同類のモジュールの中でも最も小規模な製品と位置付けられています。もちろん、最新のサイバーセキュリティ標準にも対応し、Matterネットワークにも対応可能であるため、現在のセキュリティニーズに応じた機能も兼ね備えています。
評価キットの活用
マウザーでは、村田製作所のType 2FRモジュールを評価するためのLBES0ZZ2FR-EVK評価キットも取り扱っています。この評価キットは、NXP MCU-Link Proボードとの組み合わせで、ファームウェアの書き込みやデバッグが簡単に行えるように設計されています。これにより、技術者やエンジニアは迅速に新しい技術や製品の検証を行うことが可能となります。
マウザー・エレクトロニクスの使命
マウザーは、電子部品の正規代理店として、最新の半導体や産業用オートメーション製品を幅広く展開しています。同社のウェブサイトでは、1,200を超えるブランドから680万点以上の製品情報を確認することができ、技術的なリソースやアプリケーションノート、エンジニアリングツールなども豊富に提供しています。新製品や技術に関する情報は無料のニュースレターを通じて配信されており、エンジニアが必要とする情報をカスタマイズして受け取ることができます。
村田製作所の紹介
村田製作所は、1944年に京都で創業し、現在ではセラミック受動電子部品、無線接続モジュール、電力変換技術のリーディングカンパニーとして、世界中で活動しています。イノベーションは自動車や家電、医療機器などさまざまな分野で利用され、約48,000名の従業員が新しいテクノロジーの開発に取り組んでいます。今後とも、電子機器の未来に革新をもたらす製品を提供することを目指して努力しています。
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