深川ワイナリー、山形シャルドネがDWWA2025でシルバーメダル

深川ワイナリーの快挙

東京都江東区に位置する深川ワイナリー東京が、2025年6月18日に発表された「Decanter World Wine Awards 2025（DWWA 2025）」においてシルバーメダルを受賞しました。その受賞ワインは「山形県産シャルドネ木樽熟成2023」で、90点という高評価を得ています。DWWAは、イギリスのワイン専門雑誌『Decanter』が主催し、毎年開催される世界最大規模のワインコンペティションです。

DWWAの特徴とは？

DWWAでは、世界中から18,000本以上のワインが出品され、すべてのワインはブラインド方式で審査されます。国際的な専門家、例えばマスター・オブ・ワインやトップソムリエが厳正かつ公平に評価を行い、その結果が世界のワイン愛好家に影響を与えます。この栄誉ある評価を受けたことは、深川ワイナリーにとって大きな意味を持っています。

受賞ワイン「山形県産シャルドネ木樽熟成2023」

このワインは、山形県産のシャルドネを100%使用しており、冷涼な気候で育まれたブドウをフレンチオーク樽で半年間熟成させています。その結果、果実味と樽香が見事に調和した奥行きある味わいが特徴となっています。

香りと味のプロフィール

「山形県産シャルドネ木樽熟成2023」は、レモンメレンゲパイを思わせる甘美な香りに加え、オレンジブロッサムやスイカズラのフローラルなニュアンスが漂います。一口飲むと、しっかりした酸味とまろやかさが口の中に広がり、ミネラル感と共にスモーキーな余韻が心地良く残ります。また、和食との相性も抜群で、白身魚の昆布締めや鶏の塩焼き、天ぷらとの組み合わせが特におすすめです。

醸造責任者の思い

ワインの醸造を担当する宮田貴子氏は、「東京で造る日本ワイン」の可能性を信じ、地域とともに丁寧なワイン造りを続けてきたと語ります。今回の受賞は、山形県の優れたブドウと彼女達の醸造技術が評価されたことを示すものであり、深い誇りを感じているとのことです。

商品の販売情報

受賞した「山形県産シャルドネ木樽熟成2023」は、深川ワイナリーの直営店舗及び公式オンラインショップで購入可能です。限定商品であるため、在庫がなくなり次第販売終了となります。興味のある方は、ぜひ早めの購入をおすすめします。

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