推し活とオーディションの関係
2025-11-18 10:23:28

オーディション番組の急成長と推し活層の新たな応援スタイル

オーディション番組の急成長と推し活層の新たな応援スタイル



近年、オーディション番組の人気が急速に高まっており、特に推し活層においてこのトレンドが顕著です。株式会社Oshicocoが実施した調査結果から、オーディション番組への関心がどのように広がっているかを探ります。

調査概要


  • - 集計期間: 2023年10月12日 - 10月13日
  • - 有効回答数: 853件
  • - 調査対象者: Instagramにおける「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層

この調査では、約57%の回答者がオーディション番組を視聴したことがあると回答しています。これは、推し活層の多くがこの形式の番組に強い関心を持っていることを示しています。

オーディションから生まれるファン層


さらに、「オーディションから誕生したグループを応援しているか」という質問には、34%が「応援している」と答えています。これは、オーディション視聴者の約3分の1がデビュー後もそのグループを支援することを示しており、オーディション番組が新たなファン層の形成に寄与していることが分かります。

人気の理由とは?


この調査結果を踏まえ、推し活層からのインタビューを通じてオーディション番組の魅力を探ってみました。

Kさんの視点


Kさん(20代・社会人)は、韓国のアイドルに強い興味を抱いており、特に韓国系のオーディション番組に多くの時間を費やしています。彼女自身、コロナ前からこのジャンルのオーディション番組を見続けており、常に新しいものに目を向けています。「参加者の中に自分のお気に入りを見つけることができるのが魅力」と語るKさんは、特に『BOYS II PLANET』に夢中になっているとのことです。

Aさんの視点


一方、Aさん(20代・大学生)は、最初はオーディション番組に興味がなかったものの、Netflixで配信された『timelesz project』をきっかけに心を掴まれたそうです。「参加者の成長を追えるところが魅力的」と話すAさんは、視聴時に新たなファンができる過程が、いかに感動的であるかを強調しています。

応援スタイルの違い


インタビューでは、オーディション番組終了後の応援スタイルの違いも明らかになりました。Kさんは基本的にデビュー前までを楽しむことが多く、既存の「推し」がいるため新しい応援を始めることは少ないとのことです。対照的に、Aさんはオーディションを通して新たな「推し」を持つようになり、その後も応援を続けています。

これらから、オーディション番組が新たなファンを獲得するだけでなく、視聴者に強い参加感をもたらす要素を備えていることがわかります。視聴者によって異なる応援スタイルや楽しみ方は、このコンテンツの幅広い魅力を示唆しています。

結論


今回の調査とインタビューを通じて、オーディション番組がいかにして推し活層の心を掴んでいるかが明らかとなりました。成長過程を楽しむ視聴者の姿勢や、個々に異なる応援スタイルが共存することで、オーディション番組は今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

『推しペディア』について


株式会社Oshicocoが提供する『推しペディア』は、若年層のマーケティング調査サービスです。このサービスを通じて、企業は「推し活」を取り入れた商品企画やマーケティング戦略を展開できるよう支援しています。


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会社情報

会社名
株式会社Oshicoco
住所
東京都渋谷区神宮前3丁目32-2 K’s Apartment303
電話番号

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