武蔵野の歴史展
2025-06-23 15:06:22

江戸東京たてもの園で武蔵野の歴史と民俗を振り返る特別展

武蔵野の歴史と民俗展



江戸東京たてもの園が主催する特別展「武蔵野の歴史と民俗~『武蔵野郷土館』がのこしたモノたち~」が、2025年7月19日から12月14日まで開催されます。この展覧会は、様々な文化財を通して武蔵野の歴史を掘り下げ、地域の民俗を学ぶ貴重な機会となります。

江戸東京たてもの園は、1993年に開園し、以来貴重な文化遺産の継承を目的に活動を続けています。特に、当園が立地する場所には以前、武蔵野郷土館が存在しており、江戸東京博物館の分館として、多くの歴史的な資料を収蔵していました。その郷土館は1991年にその歴史に幕を閉じましたが、その後も多くの資料が江戸東京たてもの園に引き継がれ、今もなお地域の文化を守り続けています。

今回の展示では、縄文時代の土製耳飾をはじめとする考古資料や、日常生活や信仰、娯楽に関する様々な民俗資料が展示されます。特に、土製耳飾は国指定の重要文化財として知られています。これらの資料は、かつての武蔵野郷土館がどのように地域の歴史を展示していたかを知る手がかりとなるでしょう。

展示構成


この特別展は、以下のような構成で進行されます。

  • - 序章: かつてこの地に存在した武蔵野郷土館についての概略
  • - 第1章: 考古資料の紹介
  • - 第2章: 民俗資料の紹介

土製耳飾を含む考古資料の他にも、弥生時代の壺形土器や古墳時代の太刀形埴輪など、多岐にわたる貴重な資料が展示されます。また、明治時代の衣喰住に関連する絵解き図や、台東区の今戸土人形など地域の特色を感じることができる貴重な資料も見られます。

関連企画


この展覧会の関連企画として、ミュージアムトークが行われます。日時は7月26日(土)および10月25日(土)で、特に10月25日は手話通訳付きのプログラムとなっています。トークの内容は、武蔵野の歴史や民俗、そして展示された物に込められた意味を深く探求する内容です。担当は学芸員の丸山はるか氏が行います。

開催概要


  • - 会期: 2025年(令和7)7月19日(土)~12月14日(日)
  • - 会場: 江戸東京たてもの園 (小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内)
  • - 開園時間: 9:30~17:30 (9月)、9:30~16:30 (10月~)
  • - 休園日: 月曜日
  • - 主催: 東京都、江戸東京たてもの園

この特別展は、ただの展示ではなく、私たちの文化遺産がいかに大切に守られ受け継がれているかを再認識させてくれる場です。ぜひ足を運んで、武蔵野の魅力を感じてみてください。


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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