ワランティテクノロジーとアステック、業務提携を結び革新的な保証サービスを発表
株式会社ワランティテクノロジー(以下ワランティテクノロジー)は、株式会社アステックと業務委託契約を締結し、業界初となる最長7年の延長保証サービスを導入することを発表しました。この保証サービスは、特にインキュベーター機器に焦点を当てており、受精卵損壊保証も併設されています。
提携の背景と社会的意義
近年、卵子凍結が注目を集めています。これは、女性の社会進出の加速や少子化対策として、多くの企業や自治体が支援策を採用するようになったからです。特に、東京都や他の地方自治体では、条件を満たす女性に対して卵子凍結の費用を補助する制度が導入されており、今後さらに卵子凍結のニーズは高まると予測されています。
しかし、卵子凍結には高額なコストがかかることや、偶然の故障による受精卵の損失を補償するサービスがほとんど存在しないことによって、多くの女性が不安を抱いています。そんな背景を受け、ワランティテクノロジーはアステックとの提携を通じて、女性たちに新たな選択肢を提供することを目指しています。
7年の延長保証と受精卵損壊保証
提携により、ワランティテクノロジーは次の特徴を持つ保証サービスを提供します:
1.
業界最長の7年延長保証:保証期間は7年間で、メーカー保証終了後も安心して使用可能です。ニーズに応じて、3年や5年のプランも選べます。
2.
受精卵損壊保証:生殖補助医療で使用されるインキュベーターの故障による受精卵の損失・破損に対し、補償金が支払われます。医療機関での損害賠償責任保険ではカバーされない事例を補完することが可能です。
3.
無制限の修理回数:保証期間中、何度でも修理が可能で、自己負担なく商品購入金額の上限内で修理が行えます。
このように、女性が安心して卵子凍結に挑める環境を整えることで、未来に向けた選択肢を広げることを目指しています。
企業の背景
ワランティテクノロジー
ワランティテクノロジーは、東京都千代田区に本社を構え、10年以上にわたる保証業務の実績を持つ企業です。修理受付から手配、コンタクトセンターの管理まで一元的に行い、全国的なネットワークを活用して高品質なサービス提供を行っています。環境負荷を考慮し、再生可能エネルギーの普及への貢献も目指しています。
アステック
アステックは、1978年に設立された医療関連機器専門商社です。もともとは欧米の医療機器を扱っていましたが、1986年以降は自社製品の開発にも着手し、細胞培養機器において国内でのトップメーカーとして確固たる地位を築いています。
まとめ
ワランティテクノロジーとアステックの提携は、卵子凍結保管を希望する女性たちへの新たな支援を生み出します。彼女たちが安心して未来を見据えられるよう、業界初の7年保証が大きな役割を果たすでしょう。両社は引き続き、質の高いサービスを提供し、社会のニーズに応えていきます。